街の宝石店や書物では得られない、本物のジュエリーについてお話しいたます。
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『宝石言葉』
「宝石言葉」はどうやって決められたのですか?
という質問を時々受けます。
「宝石言葉」から、宝石のパワーが連想されることもあり、関心を抱いている方も多いようですね。
20世紀の初頭に、ユダヤ人を中心とした宝石業者が、販売戦略の一貫として、「誕生石」を選定しました。そのときに、それぞれの宝石に短いメッセージをつけたのが、現在の「宝石言葉」の発祥のようです。
では、宝石業者は、どうやって各メッセージを作成したのか?
それまでに、宝石にはすでに長い歴史がありました。
古代の宝石は、単に装飾品としてだけではなく、薬剤としても使用されていました。それぞれの宝石が、そのような病症に有効なのかについて書かれた本が何冊も残されています。
また、お守りとしての意味合いも大変強いものがありました。
それぞれの宝石が、どのような願いをかなえるのか。
どのようなトラブルを防いでくれるのかについて書かれた本も何冊も残されています。
こういった過去に存在した多くの宝石研究家や神秘家たちが残したものをベースに、宝石業者は、メッセージを作成したようです。
当時は、また医学や科学が現在ほど発達していませんでしたので、宝石に添えられたメッセージには、根拠の曖昧なものも多いのですが、現代になって、科学的な解釈が可能になったものもあります。
なんて、えらそうに書きましたが、実は、まさに、「宝石ことば」(山中茉莉著 八坂書房)というタイトルの本があります。この中には、「宝石ことば」のルーツが詳しく書かれていますので、是非、読んでみて下さい。
最後に、「宝石ことば」の中の一文を抜粋させていただきます。
「宝石ことば」のルーツを考える時、時代を越えて人々がその時々に感じた宝石のパワー&エネルギーやそれを受け止めた人々の感動が「ことば」になり、現在の「宝石ことば」の基になっていることを多くの文献で知ることができます。
つまり、宝石ことばのルーツ探しは、宝石の神秘なパワー、目に見えないもう一つの価値観の歴史を紐解くことではないでしょうか。
『人体に効果のある宝石』
私のいるスクールでは、12月に「販売体験実習」とうカリキュラムが組まれています。これは、実際にジュエリーショップの店頭に立って、ジュエリー販売を実体験するもので、「販売」の講義で学んだことを実践して、自分のものにしていくためのカリキュラムです。
あるお店に配属された学生は、そこでブラックシリカの販売を担当し、
ついに自分でもブレスレットを購入しました。
彼は、ブラックシリカの効能について、たっぷり30分も話をしてくれました。
前回の日記にも「ブラックシリカは本当に効果があるのか」という投稿をしていただいたので、今回は、最近話題のブラックシリカについて少し考えてみます。ブラックシリカ、もう少し前なら、トルマリン等、人体に良い効果があるといわれている宝石には、共通のキーワードがあります。
それは、「マイナスイオン」と「遠赤外線」です。
この言葉、良く聞きますよね。
「マイナスイオン」と「赤外線」は、いずれも「水」に作用します。
水は、ほっておくと大きな塊になろうという性質があります。(コップに水を入れていくと一杯になってからも、盛り上がってまだ入りますよね。)
「マイナスイオン」と「遠赤外線」は、いずれも水が大きな塊になるのを妨げて、小粒にする働きがあります。私たちの身体に流れている血液は、大部分が水分です。
マイナスイオンと赤外線の効果で、私たちの血液は、水分が細かい粒子に分解され、「サラサラ」になります。岩盤浴をすると、「サラサラの汗が出る」といいますが、これも、同様の効果です。「サラサラの血液」は、血液の循環をよくし、健康的な身体をつくります。
もともと、宝石は薬と使用されていたものが多く、古い文献には、各宝石の薬効なるものが詳細に書かれています。
中には「?」と思うものもありますが、宝石が私たちの体に与える効果を、現在のように科学の進歩していない時代の方も、本能的に知っていたということですね。
『月日の経つのは速いものですね。』
テーマ:sodan
『月日の経つのは速いものですね。』
なんだか、年々月日が経つのが速くなってきているように感じます。
それもそのはず、
人は、過ぎ去った年月と比較して、時の経過を感じるので、
年をとるほど、月日の流れが速くなるのだそうです。
私も年をとったということでしょうか。
でも、私が1年をこんなに短く感じるのなら、
ずっとずっと長い時間を生きている宝石にとっては、どうなのでしょうか。
そもそも宝石って何歳なのでしょうか?
例えば、ダイヤモンドの年齢を考えてみましょう。
皆さんもご存じと通り、ダイヤモンドは、炭素(C)の結晶です。
同じ炭素の結晶に、グラファイトがあります。
これは、鉛筆の芯と同じものです。
外観も性質も全くことなりますよね。
炭素は、地上ではグラファイトになります。
ダイヤモンドのなるためには、5万気圧、1300℃という環境が必要になります。
そんな環境は残念ながら、地上にはありません
。
どこにあるかというと、地球の内部。
地下約150kmの環境で、ダイヤモンドは成長しています。
現在、人間が機械を使って掘れる深さが、約12kmと言われています。
つまり、全然ダイヤモンドのいる世界には届きません。
では、私たちが、どうやってダイヤモンドを手に入れているのかというと、噴火等の地殻変動によって地下から地上近くにまで上昇してくるマグマが、ダイヤモンドのいる世界を通過する時に、ダイヤモンドも一緒に連れて来てくれるわけです。
しかし、この上昇速度も、ゆっくりであると、その間にダイヤモンドは、グラファイトに変化してしまいます。ダイヤモンドがダイヤモンドのままでいるためには、音速以上の速さで上昇してこなければなりません。
そうすると、ダイヤモンドはいわば瞬間冷凍されたようになり、ダイヤモンドのままで、地上に存在することができるようになるのです。
さて、ダイヤモンドを含むマグマの噴火があった時代が研究されています。
それによると、一番古いもので、約10億年前。
最も新しいものでも、約2200万年前だそうです。
つまり、ダイヤモンドは少なくとも、2200万歳にはなっているということ。
すごいですね。
ダイヤモンドから見れば、人間の一生も、ほんの一瞬のできごとなのでしょうね。
『ガーネットからのメッセージ』
ガーネットの語源はラテン語の「granatum(種がたくさんある)」で、石榴の実を表しています。花崗岩や片麻岩の割れ目に、熟した石榴の実のように結晶していることからこの名前がつきました。和名も「石榴石」になります。
原石のままで美しい赤色と、12面体や24面体の球状に近い結晶を持ち、最も古い時代から宝石として扱われていきました。
ガーネットの原石が美しい形状で産出するのには理由があります。
ガーネットの結晶は等軸晶系と呼ばれ、結晶の3つの軸が全て同じ長さで、それぞれ真っ直ぐ(90°)に交差しています。このような宝石はとても珍しく、大概は、3つの軸の長さが異なったり、交差する角度が斜めだったりします。
つまり、ガーネットの結晶は、どの方向から見ても全く同じ形。結果的に原石もそうなります。いつどんなときでも姿を変えない。
それは、「真実」や「忠実」の象徴です。
そんなガーネットが伝えるメッセージは「変わらぬ想い」。
欧米では、大学を卒業するときに「カレッジリング」をつくる風習があります。このカレッジリングには、ガーネットが使用されることが多いようです。
卒業しても、今の気持ちを忘れずに、ずっと友情を大切にしようという想いが込められているのでしょうね。
ドイツの偉大な文豪であるゲーテは、晩年にずっと年下の少女に想いをよせました。彼女もゲーテが82歳で天寿をまっとうするまで、彼の傍に寄り添い、彼への想いを誓って、生涯ガーネットしか身につけなかったそうです。
日本でも結婚18年目の記念石がガーネットです。
ガーネットの「変わらぬ想い」。貴方なら誰に伝えたいですか?