街の宝石店や書物では得られない、本物のジュエリーについてお話しいたます。
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『クリスマスカラーのジュエリー』
テーマ:sodan
『クリスマスカラーのジュエリー』
そろそろクリスマスですね。
結婚していて、でも子供のいない私にとって、
クリスマスは年々縁遠いものになっていくように感じていますが、
家の中にクリスマスツリーを飾ると、やっぱり気分がうきうきしてきますね。
皆さんは、クリスマスカラーってご存知ですか?
実は私も最近知ったのですが、「赤」、「緑」、「白」、「金」の4色で、
それぞれにちゃんと意味があったのです。
「赤」は、サンタクロースの服、ポインセチア、ひいらぎ・・・
クリスマスの代表的な色です。
この赤は、十字架にかかったキリスト血の色、
ひいては神様の大きな愛を表しているそうです。
「緑」は、クリスマスツリーのもみの木の色。
もみの木は、冬になっても枯れることがなく緑の葉をつけている常緑樹。
そのことから、「永遠」を意味しているようです。
「白」は、雪の色。意味は「純潔」で聖なる色です。
「金」は、クリスマスツリーのてっぺんにある星の色。
この星は「ベツレヘムの星」と呼ばれていて、キリストが生まれた時に、
東の空にひときわ大きく輝いた星のことだそうです。
今まであまり気にしていなかったけれど、
改めて意味を知ってみると面白いですね。
さて、このクリスマスカラーを用いたジュエリーを考えてみました。
すると、ありましたよ。ぴったりのものが。
それは、「アレキサンドライト」です。
アレキサンドライトは、ご存知の通り、
光源によって赤色になったり、緑色になったり、
クリスマスカラーの主役である2色を両方とも持っている宝石です。
1色だけのルビーやエメラルドより、ずっとクリスマスに相応しいと思いませんか?
アレキサンドライト、ルビー、エメラルドには、
共通してクロム(Cr)という成分が含有されています。
このクロムは、可視光線の一部を吸収する性質があります。
その結果、残った光だけが私たちの眼に届き、宝石に色がついて見えるのです。
この吸収が紫側に寄ったときは、ルビーのように赤色になります。
反対に赤側に寄ったときは、エメラルドのように緑色になります。
アレキサンドライトは、丁度その中間になるので、
赤色と緑色が同じくらい透過されています。
そのため、白熱灯のように赤色系の照明下では「赤色」に、
蛍光灯のような青色系の照明下では「緑色」になるのです。
アレキサンドライトにダイヤモンド(白)の脇石をつけて、
ゴールド(金)の台座にセットすれば、
素晴らしい!完璧なクリスマスカラーのジュエリーの出来上がりです。
クリスマスの日には、クリスマスツリーと一緒に眺めて楽しみたいですね。
『宝石とお酒』
「宝石とは?」
という問いかけに対して、「カクテルのようなものです。」
と答えた学生がいました。
さて、そのココロは?
「色とりどりに輝いて、人を酔わせます。」
うまい!と思いませんか?
そう言われてみれば、宝石とカクテルって似ているかも。
実際に、「アンバードリーム」とか、ルビーなんとかとか、エメラルドとか(あまり詳しくなくてごめんなさい)、宝石の名前の付いたカクテルも結構ありますよね。
リキュールは「液体の宝石」と言われているし、
ジンの種類にボンベイサファイアというのもあります。
ソムリエは赤ワインを表現するときに、「ガーネット」や「ルビー」という単語を使うそうです。
お酒と宝石は、何か通ずるものがあるようです。
11月の誕生石であるインペリアルトパーズは、コニャックやシェリー酒の色に例えられます。いずれもお酒も、居酒屋でワイワイ飲むものではなく、例えば、コニャックは、寝る前にゆっくりとくつろぎながら過ごす、大人のリラックスタイムに。
シェリー酒は、恋人に連れていってもらった素敵なレストランで、楽しいお食事を始めるまえのワクワクタイムに。という感じ。
トパーズについても、同じような光景が浮かんできます。
濃色のトパーズは、大人の女性に。
オレンジピンク色のトパーズは、恋愛中の女性に。
宝石とお酒の関係は、もっとゆっくりと考察してみたいテーマですが、
今日はこの辺で。
『ジュエリーデー』
毎年11月11日は「ジュエリーデー」ってご存知でした?
びっくりするほど知られていないのですが、
実は、11月11日は宝石にとって大切な記念日です。
明治42年(1909年)の11月11日、日本で初めて、「カラット(ct)」が正式な宝石の単位として制定されました。
「カラット」は宝石の重さを表す単位で、1ctは0.2gになります。
カラットの語源は、ギリシャ語のKeration(カラブ豆、イナゴ豆)で、
写真がそのカラブ豆です。
美しい赤色をしていて、甘い香りがします。
この豆を乾燥させると、不思議なことに、どれもほぼ0.2gと同じ重さになります。そのため、古代では、宝石の重さを表現するのに、カラブ豆何粒分という表現をしたようです。
カラブ豆は、私たちには、あまり馴染みのない豆ですが、
海外では、調理されて日常的に食べられているもののようです。
日本でも、カラブ豆を食べることができます。
海外のお菓子を置いているお店へ行ってください。
「Carab Bar」とかいう名前
(はっきり覚えていないので、若干間違っているかもしれません。)
で、チョコレートバーのようなものが売っています。
これは、カラブ豆を使ってできた低脂肪、低カロリーのチョコレートバーです。
試しに食べてみましたが、とても美味しかったです。
カラットの味。是非お試し下さい。
私の勤めている専門学校では、ジュエリーデーの前日に、「ジュエリーデーイヴパーティー」を開催しました。クリスマスイブみたいに、前日から夜通しで楽しんで、ジュエリーデーをお祝いしたのです。
当日は、みんなでお洒落して、勿論ジュエリーを身につけて、集まります。ジュエリーを大いに楽しみました。
皆さんは、どんなジュエリーデーを過ごしましたか?
『ハロウィーンにダイヤモンドを』
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『ハロウィーンにダイヤモンドを』
先月末は「ハロウィーン」でした。
街もすっかりハロウィーンムードで、いたるところで、ハロウィーンのキャラクターとハロウィーンカラー(オレンジ色)を眼にし、かぼちゃを使用したお菓子やお料理が色々と発売されていましたね。
でも、ふと思ったのですが、ハロウィーンがこんなに盛り上がるようになったのって、
結構最近のことだと思いません?
クリスマスやバレンタインデーのように、日本の風習にはなかった行事を取り入れることによって、それにちなんだ様々な新商品が誕生しています。
ジュエリーにも何か、ハロウィーンと関係のあるものはないかしら。
と思っていたら、ありました!かぼちゃのダイヤモンド。
「パンプキン・ダイヤモンド」は、5.54カラットのダイヤモンドで、世界でも希少なヴィヴィッド・オレンジ・カラーをしています。ハリー・ウィンストンのロナルド・ウィンストン会長が、ハロウィーンのイブにオークションで落札したことにちなみ、この名前で呼ばれるようになりました。
そして、この色、まさしくかぼちゃの色です。
ダイヤモンドは無色透明が有名ですが、実は様々な色があります。
あらゆる色相が天然に存在するといっても良いでしょう。
ダイヤモンドは、炭素(C)の結晶ですが、もし、全く不純物を含まないと、可視光線はダイヤモンドの結晶を素通りするため、無色透明となります。
しかし、ダイヤモンドの結晶に穴が開いていたり、不純物が含まれたりすると、その部分が光のエネルギーを吸収するため、残った光だけが目に届くことになり、ダイヤモンドは着色して見えるのです。
(絵の具とは異なり、光の色は引き算で考えます。赤色から紫色の7色全てが揃うと無色透明になるのですが、赤色が吸収されると緑色~青色に、青色が吸収されると黄色になります。)
つまり、色が付いているのは、結晶に何らかの欠陥がある証拠。
欠点が魅力的な色を作り出すなんて、不思議ですよね。
様々な色のダイヤモンドは、皆それぞれに美しいものです。
ハロウィーンに、かぼちゃ色のダイヤモンドを身につける。
なんて、いかかでしょうか?