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APHRONDEジュエリーソムリエ 奥田 薫

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奥田 薫

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面白くて為になるプロ宝石鑑定士の宝石学講座。〈プロの鑑定士〉による、宝石の見極め方や豆知識のお部屋です。 確かな審美眼を身につけることで、かけがえのない人生は さらに美しい輝きを増していくことでしょう。

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街の宝石店や書物では得られない、本物のジュエリーについてお話しいたます。

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ご相談No.0129

テーマ:sodan


ご相談No.0129の答

ウォーターメロントルマリンのジュエリーをお探しでしょうか?そうなると、確かにあまり見かけないかもしれませんね。しかし、ルースということであれば、手に入れるチャンスは、ずっと広がります。

インターネットで検索してもいいし、ミネラルショー等に出かけてもいいでしょう。また、お近くのジュエリーショップに頼んで、手に入れてもらう方法もあります。大きさも形も色の配分も、様々なタイプのウォーターメロントルマリンがありますので、是非、お気に入りのものを見つけてください。

トルマリンには、ウォーターメロントルマリン以外にも、2色あるいはそれ以上に分かれているものがあります。組み合わせも、「ピンク×グリーン」だけでなく、「ピンク×無色」、「イエロー×グリーン」、「グリーン×ブルー」等、様々です。このように2色以上に分かれている宝石のことを、「パーティーカラー」と呼びます。

トルマリン以外にも、サファイアやクォーツにも、パーティーカラーの宝石があります。アメシストとシトリンが半分ずつになった商品名「アメトリン」は有名です。こんなに美しく色分けされている宝石を、自然界が創りだしたということに、本当に驚きですね。

そうそう、フローライトという石は、硬度が大変低いので、ジュエリーにはあまり向きませんが、紫色や緑色やピンク色等のカラーラインが何本も美しく入ることがあります。 こういうタイプのフローライトは、個人的に大好きです。

ご相談No.0129

ウォーターメロントルマリンが欲しいのですが、どこで手に入りますか?
あとウォーターメロントルマリンのようにきれいに2色で分かれている石というのは他に何かありますか?

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ご相談No.0128の答

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ご相談No.0128の答

宝石の値段について、疑惑を抱いている方は多いようですね。
簡単に言うと、宝石の値段は、プロである売り手側が決めています。
自然が創る宝石は、1つ1つが異なり、それぞれに固有の価値を持っています。 例えば、2個のダイヤモンドがあったとしても、その本質的な価値は全く異なるのです。
宝石の価値は、その品質レベルにおける、「出現率」と「需要」で決まります。
高い「品質」の宝石は、もちろん価値が高くなります。
「出現率」は、希少性とも言い換えることができます。
宝石が高価である大きな要因の1つはこの希少性です。
しかし、どんなに美しくて希少性の高い宝石でも、欲しいと思う人がいなければ、価値は上がりません。
これが「需要」になります。「需要」は人気度とも言い換えることができます。
つまり、品質の良し悪しと、希少性と人気度のバランスによって、宝石の価値は決まるのです。プロは、このような宝石の固有の価値を正しく判定し、その価値に見合った価格をつけています。
これが、宝石の値段です。

*:NHK文化センターで開講されている「宝石の品質の見分け方教室」では、宝石の価値の査定方法と価格の決められ方を学ぶことができます。ご興味のある方は、是非、覗いてみてください。

しかし、商品として販売する以上、そこに「利益」がなくてはなりません。
誰でも、100円で仕入れたものを100円で販売する人はいませんよね。
どれぐらいの利益を見込んでいるのかは、お店によって異なりますが、価値に見合った適正な価格設定を行っているお店は、お客様の信頼と支持を得ることができるのです。

ご相談No.0128

宝石店でよく「SALE」という張り紙を見ます。見てみるとほとんどが定価の半分以下だったりします。これでやっていけるのかと思う反面、普段は相当高く売っているのか?とも思います。宝石の値段ってどうやってつけているのですか?

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ご相談No.0127の答

テーマ:sodan


ご相談No.0127の答

ごめんなさい。勾玉の歴史背景は、あまり詳しくありません。 勾玉に関する書籍は多く出版されていますので、是非、そちらを参考にしてください。私の知っていることいえば、ほんの少しだけ。

勾玉は、古墳時代から使用されていたといわれる日本最古のジュエリーです。「魔を避け、幸運を授かる物」とされ、はじめは、祭事をする者や位の高い人たちを中心に身につけられ、その後、次第に一般の人にも広まってきたようです。 天皇家に伝わる三種の神器の一つは、「八尺瓊勾玉」という勾玉です。日本の歴史の中で、ずっと大切にされてきたものなのです。

勾玉の材料となったものは、翡翠、瑪瑙、水晶や滑石等で、時にはガラスや土器で作られたものもあったようです。 私は、個人的に最も興味があるのは、勾玉の形。というかそのモチーフです。 元々は動物の牙が使用されていたので、その形を模したとする説や、 母親の胎内にいる胎児の形だとする説、腎臓や、日と月を表す等、様々な諸説がありますが、まだ定説はないようです。 勾玉は、日本、韓国、北朝鮮に存在するようですので、東洋に古くから伝わる伝統的なモチーフといえます。

ところで、西洋には、ペイズリーと呼ばれる勾玉そっくりの形があります。この歴史は、勾玉ほど古くはありませんが、やはり西洋の伝統的なモチーフです。西洋と東洋に、名前を変えて同じようなものが存在するなんて、面白いですよね。

東洋には「竜」、西洋には「ドラゴン」という同じような架空の生物が、物語の中に存在します。 これは、人のDNAの中に記憶された恐竜の記憶なのではないかという話を読んだことがあり、とても感銘を受けました。 勾玉やペイズリーも、私たちのDNAに刻まれた何かを象徴しているのかもしれませんね。

ご相談No.0127

勾玉に興味を持っています。どんな石がどのように使われていたか、歴史背景など教えて欲しいです。

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ご相談No.0126の答

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ご相談No.0126の答

色々な宝石を見慣れてくると、見た目で宝石種がだいたい判断できるようになります。

見た目の判断基準としては、「色」と「てり」です。
同じ青色であっても、その青色の原因が異なると、少し異なった色相になります。
例えば、「パライバトルマリン」は銅(Cu)で発色しています。
これは、トルコ石やラピズラズリと同じで、とても鮮やかな青色になります。
これに対して、「アクアマリン」や「サファイア」は、鉄(Fe)で発色していますので、 やや落ち着いた青色になります。

また、「アパタイト」や「ガラス」は、硬度が低いので、各ファセットのエッジに丸みがあり、やさしい「てり」になります。
「ブルージルコン」は、屈折率の高い宝石なので、強い「てり」が感じられます。
非常に感覚的ではありますが、一度そういう視点でご覧になってみてください。
次第に見分けがつくようになってくると思います。
もっとも、このような見方では、正確に完璧に見分けることはやはり不可能です。
ちなみに、正確に見分けるためには、ルーペ、場合によっては、鑑別器材が必要になります。

宝石の中には、様々なインクルージョンが内包されていますが、 その中には、この宝石にしか含有されないといった特徴的なものもあります。
そのようなインクルージョンが観察されたら、すぐに宝石名を特定することができます。
雪花状インクルージョンなら、「アクアマリン」。
青色の色帯構造なら、「ブルーサファイア」。
ダブリングなら、「ブルージルコン」等。
また、カラーフィルターという鑑別器材で検査を行うと、 「アクアマリン」は他の宝石では見られない特有の黄緑色を示すのが特徴です。

ご参考になりましたでしょうか?

ご相談No.0126

宝石成分とかの違いではなく、見た目だけで何の宝石だってわかるものでしょうか?
最近青い宝石が気になり、ネットや宝石店に行っては目の保養をしてましたが、どれも同じに見えてきました。ブルートパーズ、アクアマリン、アパタイト、サファイア(色の薄いやつ)、パライバトルマリン(たぶん質が悪いやつ)、ブルージルコン、ブルーのガラス等。ご教授お願いします。

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