APHRONDE ジュエリーソムリエ

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宝石鑑定塾

ジュエリーソムリエ

APHRONDEジュエリーソムリエ 奥田 薫

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奥田 薫

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面白くて為になるプロ宝石鑑定士の宝石学講座。〈プロの鑑定士〉による、宝石の見極め方や豆知識のお部屋です。 確かな審美眼を身につけることで、かけがえのない人生は さらに美しい輝きを増していくことでしょう。

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街の宝石店や書物では得られない、本物のジュエリーについてお話しいたます。

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ご質問No.0125の答

テーマ:sodan


ご相談No.0125の答

日本では、全く宝石が産出しない。と思っている方も多いのですが、
実際には、アクアマリンやサファイア、なんとルビーだって産出するのです。
とはいっても、ジュエリーに使用できるような品質の高い宝石はほとんど見つかりませんけどね。

そのことを十分にご理解いただくと、 宝石採掘が体験できるところは、日本中のいたるところにあります。
その中で、個人的にいくつかあげるとすると、

① 奈良県天川村の「レインボーガーネット」
世界でも大変希少性の高いこの宝石が、日本で産出することは、大きな話題になりました。
オパールと同じような七色の輝きを持つガーネットです。

② 富山県と新潟県の県境にあるヒスイ海岸の「翡翠」
日本は古くから良質の翡翠の産地でした。
現在、その鉱区に入ることはできませんが、その下流での採掘は認められています。

③ 山梨県の「水晶」
山梨県には、水晶山や水晶峠と呼ばれるところがあり、水晶を採掘できる場所がいくつも存在します。他の宝石と比較すると、最も成功率が高いのではないかと思います。

私も、茨城県の山ノ尾に「ガーネット」を採掘しにいったことがあります。
山の中に分け入って、岩をハンマーで砕きながら、探しました。
岩の中から顔を出したガーネットの結晶は、とても美しく見えて、大感激したのですが、 翌日、採掘してきたものを改めて取り出してみると、ただの黒い塊にしか見えませんでした。 今も大切に保管していますが、ジュエリーになることは一生ないと思います(*^^*)。

でも、宝石の採掘は、是非一度体験していただきたいと思います。
宝石の希少性を、身を持って体感することができますよ。
当然ながら、宝石は原石の形で産出しますので、事前にそれなりに勉強しておく必要があります。
そうでないと、どれが宝石で、どれがただの砂利なのか、区別がつかないと思いますので。 また、採掘場所は危険な場所も少なくありません。
さらに、無駄な環境破壊をしないためにも、 採掘において守らなければならないルールやマナーがあります。
鉱物採集をやっている同好会等は全国に沢山ありますので、 初めての方は、そういったグループに入れてもらうことをお勧めします。

是非、体験談をお聞かせ下さいね。

ご相談No.0125

国内で宝石発掘が体験できる所あったら教えてください。

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ご相談No.0124の答

テーマ:sodan


ご相談No.0124の答

アドレスのサイトを見ました。
個人的に気になったのは、
①ブランドのジュエリーのフェイクのオークションをしていること
②ブランドのジュエリーのオークションをしていること
③そもそもジュエリーのオークションをしていること
の3点なのですが、不可解に感じたのは同じ部分と考えて宜しいでしょうか?

まず、①ですが、
日本では、偽ブランド商品は、売ることも買うことも違法になります。
しかし、Yahoo!オークションで販売されている以上、このジュエリーは偽ブランド商品ではないということになると思います。
特にジュエリーに関するデザインは、コピーの規制が難しく、デザイナーの方々も苦労しているようです。
判断基準としては大変難しいのですが、ブランドのロゴ等を刻印していなければ、デザインや素材が全く同じあっても、コピー商品とはみなされない場合が多いようです。 もちろん、ブランド側から訴えられたら、問題になる可能性は十分にあります。

②や③については、
ジュエリーの歴史の長いヨーロッパでは、「ジュエリーの還流(再流通)」という考え方が一般的で、Sotheby’sやCHIRISTIE’Sに代表されるようなオークションが発達しています。
しかし、残念ながら、現在の日本には、そのようなシステムは、まだ完成していません。 従って、このような取引が存在するのだと思います。

日本でも、今後、「ジュエリーの還流」という考え方が、もっと普及していくと予想されます。 そうなると、もっと適切な取引方法が考えられ、定着していくことと思います。

ご相談No.0124

以前から気になっています。コメントいただければ幸いです。
先日このようなオークションがありました。
http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/116769567
素人ながら不可解に思います。
オークションでは、このような商品を販売しても良いのでしょうか?あくまでも、個人間の取引ということで問題ないのでしょうか。
いかがなものでしょうか。

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ご相談No.0123の答

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ご相談No.0123の答

刻印の基準については、国際規格ISOに基づいて行われていますが、その取り組みについては、国によって異なります。

日本では、以前から大蔵省造幣局の検定刻印がありましたが、普及率がそれほど高くなかったので、1996年に、社団法人日本ジュエリー協会が「品位マーク制度」を発足させました。
それによると、Kは数字の前につけるのが一般的です。
逆に、めっきの場合は、「P」(plated めっきをしたという意味)という刻印がされます。
例えば、「GP」は金めっき、「PP」はプラチナめっきという意味です。

従って、「14K」のような刻印は、日本の取り決めに従っていないことになりますので、注意しましょうという意味で、「海外製の14Kはめっきの可能性が高い」という考え方があるようです。

実際には、日本以外の国では、正規の刻印として、数字の後にKがつく場合もありますし、必ずしもめっきとは限りません。

しかし、刻印なんてものは、その気になれば、いくらでも好きなように打つことができますので、国内の信用あるお店で購入する以外は、参考程度に考え、あまり頼りにしない方が賢明かと思いますよ。

ご相談No.0123

ハワイでハワイアンジュエリーのリングを購入したのですが、細い為か服に引っかけた時に亀裂が入ってしまいました。
近くの宝石店へ修理に持って行ったところ、私のリングには“14K”と刻印してあり「K14の場合は本物だが、14Kの場合はメッキの可能性が高い。特に海外製の物だと」と言われたのですが、私のリングは偽物なのでしょうか?
Kが数字の前か後にあるかで、変わってくるのでしょうか?
奥田先生、是非教えて下さい

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ご相談No.0122の答

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ご相談No.0122の答

ロジウムめっきに限らず、「めっき」をするためには、酸や超音波洗浄機を用いて洗浄するといった工程が必要になります。
そのため、これらの工程によってダメージを受ける可能性のある宝石は、めっきには向かないとされています。
具体的にいうと、真珠や珊瑚のような有機質で薬品に弱い宝石。
トルコ石や翡翠等の多結晶の宝石。
エメラルド等の含浸処理が施されている宝石。
オパールも薬品に弱く、微小なケイ酸粒の集合なので、めっきには向きません。

これらの宝石を使用しているジュエリーにめっきする場合は、めっきを施してから、宝石を留めるという手順で行います。 そうすると、石留めするときに、めっきが剥げたりするそうなのですが、腕の良い職人さんなら、きれいに仕上げてくれます。

また、ダイヤモンドは本来心配ないのですが、ブラックダイヤモンドは、確かにめっきに向かない宝石と言われています。
しかし、全てのブラックダイヤモンドにめっきがのってしまうわけではないので、今のところ、原因はよく解っていないようです。
ブラックダイヤモンドの持つ特性によるものかもしれませんし、現在では、様々な種類の処理ブラックダイヤモンドが販売されているので、もしかしたら、これらの処理と関係しているのかもしれません。

ジュエリーは、使用しているうちに、「めっき」が剥げてしまう可能性があります。特に、リングやブレスレットは、何かに接触する機会が多いので、必ず剥げてきます。
もう一度めっきをやり直せばもとに戻すことができますが、その時は、上に書いたようなことに注意してくださいね。

ご相談No.0122

ロジウムメッキ出来ない宝石はなんですか? 真珠などが付いているネックレスなどはメッキかけれないと聞きますが、他にメッキ出来ない宝石を教えてください。合成石やガラス質などは大丈夫なのでしょうか?? ロジウムに関らず、鍍金できる宝石と出来ない宝石を教えていただけないでしょうか??ブラックダイヤなども、鍍金がのってしまうと聞きました。

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ご相談No.0121の答

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ご相談No.0121の答

ジュエリー用語辞典(社団法人日本ジュエリー協会)によると、 一般に宝石と呼ばれるための3つの条件は、
①比類なく美しいこと。
②普遍の耐久性を持つこと。
③希少性
と書いてあります。

確かに、「石」という漢字を使用していますが、特に鉱物に限られてはいません。珊瑚も琥珀も真珠も、美しく、溶けたり・腐ったりするものではなく、希少性の高いものです。 従って、「宝石」に定義されているのです。
ダイヤモンドやルビーといった「鉱物質宝石」に対して、珊瑚、琥珀や真珠は「有機物宝石」もしくは「生物起源宝石」と呼ばれています。

そして、 もちろん個人の好みもありますが、琥珀も素敵な宝石ですよ。
「琥珀」という名称は、中国の古代書物の中にある「虎死して、則ち精魂地に入りて石と為る」に由来しています。
また、英語名である「アンバー(Amber)」は、古代アラビア語のアンバール(海を漂うもの意)に由来しています。
実際は、古代の松柏類の樹脂が数千万年以上の時を経て化石化したものが「琥珀」です。 大抵の化石は美しくはありません。その中で、琥珀の美しさは、まさに奇跡の存在です。

ご指摘の通り、生物起源の宝石は、宝石の中でも異質な存在ですが、中でも、琥珀は、植物が起源となる「変わり種」です。
琥珀の中には、古代の昆虫や植物が内包されている場合もあり、このような琥珀は、希少性が高いので、宝石としての価値があるだけでなく、学術的な価値もあります。 琥珀に内包されている昆虫から、恐竜のDNAを採取し、恐竜を再現する映画「ジュラシック・パーク」は大いに話題になりましたね。

琥珀のもととなった樹木には、様々な種類がありますが、現在では、絶滅してしまったものも少なくありません。
樹木の種類によって、あるいは産地によって、琥珀の色は微妙に異なるため、黄色、褐色、赤色、白色、青色、緑色、黒色等、約250色の色調があると言われています。

とにかく宝石を産出しない日本ですが、琥珀は日本でも岩手県の久慈で産出されます。
岩手県出身の有名な作家、宮崎賢治は、本当はジュエラーになりたかったほど宝石が好きだったといわれていて、宮沢賢治の残した作品の中には、実に30ヵ所以上も「琥珀」が登場するのです。
彼にとって、お気に入りの宝石だったことが分かります。

宝石の美しさは、何の予備知識を持たない人も魅了しますが、知れば知るほど、その魅力が、理解できるようにもなります。
もう一度、琥珀をご覧になってみてください。

やっぱり、アメ玉にしか見えませんか?

ご相談No.0121

サンゴや琥珀、真珠はどうして石ではないのに宝石として売られているんですか?琥珀を見てもアメ玉にしか見えません。

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