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APHRONDEジュエリーソムリエ 奥田 薫

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奥田 薫

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面白くて為になるプロ宝石鑑定士の宝石学講座。〈プロの鑑定士〉による、宝石の見極め方や豆知識のお部屋です。 確かな審美眼を身につけることで、かけがえのない人生は さらに美しい輝きを増していくことでしょう。

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街の宝石店や書物では得られない、本物のジュエリーについてお話しいたます。

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ご相談No.0109の答

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ご相談No.0109の答

トラピッチェ・エメラルド(Trapiche Emerald)は、確かにとても印象的な石ですね。一度見たら、忘れられません。

エメラルドの歴史は約5千年と、とても古いのですが、トラピッチェ・エメラルドが初めて発見されたのは、どうやら、19世紀の終わりから20世紀の初めのようです。(色々な説がありまして、明確な発見年は不明です。)

トラピッチェ・エメラルドは、コロンビアで産出します。コロンビアは、良質のエメラルドの産地でも知られていますが、トラピッチェ・エメラルドの産出量は全エメラルドの1%にも満たないといわれています。大変希少性の高い宝石です。
「トラピッチェ」という名称は、スペイン語の trapicho (歯車の意)からきています。トラピッチェ・エメラルドの形状が、スペインの農耕具である「サトウキビ搾り機」の歯車に似ていることから、この名前で呼ばれるようになりました。

さて、それでは、どうしてあのような模様ができるのか? 残念ながら、トラピッチェ・エメラルドの成因については、現在でもはっきりとは解明されていないようです。 だから、色々と調べてみても、あまり情報がないのです。

コロンビアのエメラルドは、黒色の炭素質石灰岩や頁岩の中を網目状に走る白い方解石脈に伴って産出します。 トラピッチェ・エメラルドの黒色の部分は、この黒い母岩由来の成分と考えて良いでしょう。 エメラルドの結晶は、六方晶系といって、上から見ると六角形の形に成長します。 この辺が、謎を解く鍵だと思うのですが… とにかく、とてもミステリアスな石ですね。

ご相談No.0109

この前トラピッチエメラルドというものを初めて見ました。すごく興味を持って色々と調べようと思ったのですが良くわかりません。なんであのような模様が出来るのですか?あの模様は何で出来ているのですか?

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ご相談No.0108の答

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ご相談No.0108の答

もちろん対処してくれます。お店の方に、「お店の外では、どんな感じなのか見てみたいのですが」と気軽に相談してみてください。必ず、お店の外まで、ジュエリーを持って出てくれて、一緒に見てくれることと思います。くれぐれも自分ひとりで勝手に外に持ち出さないように(^-^)。

宝石は、光によって輝き、その魅力を発揮します。そして、光の種類によって、宝石が表現する美しさは変化します。お昼間の強い日差しの中では、ルビーやブルーサファイアといった宝石は、とても魅力的です。

しかし、ロウソクやガス灯のような柔らかな光の中では、アクアマリンが大変に美しく輝きます。そのため、今のような蛍光灯が発明される以前は、パーティーに参加する貴婦人たちの間で、アクアマリンが大人気だったそうです。アクアマリンが「宝石の夜の女王」と呼ばれるようになった理由です。

1日という時間の中で、1年という季節の中で、少しずつ違った表情を見せる宝石の魅力を是非楽しんでください。もしかしたら、自分のジュエリーを最も美しくみせたいシーンに合わせて、そのシーンで、最も美しさを発揮する宝石を選択するという方法もあるのかもしれませんね。

ご相談No.0108

こんにちは。最近ピンクトルマリンのネックレスを買ったんですけど、家に帰って来てから見たらお店で見たときと色が違って見えて、ちょっとがっかりでした。宝石は、部屋の中か外かでも色は変わるし、とにかく場所によっていろんな色になるのは知ってましたが、お店の中だと商品が外でどんな色になるか分からないですよね。外に出た時にどんな色になるか見たいと言ったら、お店の人は対処してくれますか?

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ご相談No.0107の答

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ご相談No.0107の答

宝石は、どんなものでも、世の中にたった1つしか存在しないものです。その値段を、一体誰が決めているのか?簡単に言うと、宝石の値段は、売る側と買う側の意志が一致した金額のことです。つまり、売る側と買う側で決めているのです。

例えば、貴方が宝石の鉱山主だったとして、自分の鉱山から採掘された宝石を、いくらで販売したいと思いますか?採掘作業には、色々とお金もかかっているわけですし、できるだけ高く販売したいですよね。今、仮に、貴方はある宝石の値段を、500万円にしたとします。

ところが、500万円の宝石を持っていても、購入したい人が現れなければ、貴方は1円も手にすることができません。そんなときに、300万円で売って欲しいという人が現れたら、貴方はどうしますか?選択肢は2つです。

① 500万円で買ってくれる人が現れるのをひたすら待つ。 ② とりあえず今回は300万円で売ってしまう。 ②を選択した場合、この宝石の値段は、300万円になります。

また、反対にこんな場合もあります。500万円で買い手が現れたのですが、別の買い手が、600万円出すから自分に売って欲しいと言って来た場合。もちろん、後のお客様に売りますよね、この場合、この宝石の値段は、600万円になります。

ご理解いただけたでしょうか? 500万円という最初の希望価格で、売れるかどうかは、その宝石の魅力かかっています。 さらに、希少性と人気度を考慮して、その宝石の価値が決められます。

実際には、プロの方々は、「同程度の品質の宝石が、昨年○○円で販売された。」というような、過去の実績をもとに、価値を査定し、それぞれの評価額を決定しています。 きちんと専門的に学んだプロが見ると、誰の評価もほぼ同じようなものになります。

ご相談No.0107

はじめまして。宝石とは何故こんなに高いのだろうかと思います。単純なご質問ですが、宝石の値段、採掘された時のおおもとの値段は誰が決めているのですか?いくら貴重でも、もう少し安くなればいいのに…。

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ご相談No.0106の答

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ご相談No.0106の答

大切なジュエリーにキズがついてしまうのは、とても残念なことですよね。 キズの程度にもよりますが、もし、ごく浅いひっかきキズのようなものであれば、市販の研磨剤入りクロスで磨くことで、消してしまうことができます。しかし、少し深いキズになると、このクロスではどうすることもできません。その場合は、ジュエリーショップにお願いして下さい。専門的に磨き直して、キズを消してくれます。新品と同じ状態にまで戻してくれますよ。

プロでも消すことのできないほど深いキズになると、これはもうどうしようもありません。諦めるしかありませんね。ただし、このような深いキズは、よっぽど激しく何かにぶつけたりしない限りは、発生しないと思います。

これからは、是非、ジュエリーをキズつけない工夫をしていただきたいと思います。大切なジュエリーです。やはり大切に扱って欲しいものです。特にリングは、知らないうちに色々なものにぶつけている可能性があります。

まず、洗い物等の家事をするときは、リングを外すことをお勧めします。また、リングをしたまま、鞄の中をごそごそ探るという行為もお勧めしません。フォーク、フライパン、鍵、鏡、ボールペン…私達の身の回りには、意外と硬いものが沢山存在するのです。

ご相談No.0106

念願だったルビーの指輪を購入しました。値段もかなりお高めだったので、毎日身につけています。けれど、まだ1ヵ月も経っていないのに地金の部分には細かい傷がいっぱい。(地金はゴールドです)毎日着けているんだから多少は仕方が無いと思いつつもやっぱり傷が増えていってしまうのがとても気になっています。地金の傷を軽減したり、見えにくくするような方法は何かありますか。家でも出来る手軽なものがあったら教えて下さい。

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