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APHRONDEジュエリーソムリエ 奥田 薫

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奥田 薫

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面白くて為になるプロ宝石鑑定士の宝石学講座。〈プロの鑑定士〉による、宝石の見極め方や豆知識のお部屋です。 確かな審美眼を身につけることで、かけがえのない人生は さらに美しい輝きを増していくことでしょう。

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街の宝石店や書物では得られない、本物のジュエリーについてお話しいたます。

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ご相談Np.0089の答

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ご相談No.0089の答

自分の手に対してコンプレックスをお持ちの方は意外と多いのですが、自分だけの気にしすぎであることがほとんどです。是非、自信を持って、自分の指を美しいリングで飾ってあげてください。

指を細く見せたいのであれば、華奢なデザインや細いリングは避けた方が良いでしょう。 指を長く見せたいのであれば、ボリュームのあるデザインや太いリングは避けた方が良いでしょう。では、一体どうすれば良いの?ということになりそうですが、一般的には、真ん中に大きめの宝石がセットされているデザインのリングは、指を2つに分けて見せるので、指を細く見せるといいます。このとき、縦に長い宝石を選ぶと、より指を長く見せる効果がありますが、長すぎて、関節にかかるようだと、かえって短く見せてしまいます。バランスが大切です。

また、V字型のデザインも指を長く見せます。V字型だけでなく、リングの地金の部分が直線ではなく、変化のあるデザインは、指を細く見せる効果があるようです。あとは、人差し指や小指に、指より下にポイントがくるようなデザインのリングをしても、指が美しく見えます。ちなみに、私も指が短いので、リングはほとんど人差し指にします。

ご参考になりましたでしょうか?
ペンダントやイヤリングと違って、リングは、自分で見て楽しむジュエリーです。素敵なリングを見つけて、大いに楽しんで下さいね。

ご相談No.0089

はじめまして。私は指が太い事でずっと悩んでます。リングが結構好きなんですが、指が太くてゴツゴツしてるせいでリングをつけてもあんまりきれいに見えないんです。ぱっと見て素敵だなと思ってもつけてみるとイマイチ、みたいな。指や手をきれいに見せられる宝石とか、指が長く見える地金などはありますか?石のカットの仕方やジュエリーのデザインでもいいので、教えてください。

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ご相談No.0088の答

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ご相談No.0088の答

確かに、地金でジュエリーの印象は変わりますね。しかし、地金はそれほど自己主張の強いものではないので、おおむね、どの宝石に合わせても似合うようになっています。人にしても同じです。誰でも、どちらも似合うと思います。ファッションやシーンに合わせて、自分の好きな方を選ぶと良いですね。

でも、勿論、宝石によって、より似合う地金というのはあります。
例えば、現代の日本は、プラチナやホワイトゴールドのような白い金属が流行ですので、白い金属ジュエリーが圧倒的に多いのですが、その中で、ゴールドジュエリーがほとんどを占めるといった宝石があります。それは、「ゴールデン南洋真珠」です。この宝石は、確かにゴールドにとても良く似合います。

というわけで、色々なご意見があるかとは思いますが、ここで、私の個人的な地金と宝石のベストカップル上位3位を発表したいと思います。

第1位 ゴールドとペリドット
古代から、この組み合わせはお互いの美しさを最大限に引き出す最高の組み合わせとされていました。エジプトのファラオ達を魅了した組み合わせです。

第2位 プラチナ(ホワイトゴールド)とブルームーンストーン
ブルームーンストーンは、それだけだと無色でやや華やかさに欠ける宝石ですが、白い金属の上に置くと、驚くほどの美しさを魅せつけます。

第3位 ピンクゴールドとブラウンダイヤモンド
ブラウンダイヤモンドに濃色から淡色まで、様々な色合いがありますが、その中で、ブランデーのような甘い雰囲気のブラウンダイヤモンドは、ピンクゴールドにとても良く似合います。

ご相談No.0088

ジュエリーを選ぶ際、地金がゴールドのものにするかプラチナのものにするかでいつも迷います。個人の趣味などもあるのでしょうが、いざ決めるとなるとどちらが自分に似合うかわからなくなってしまうようです。中石の種類によって、ゴールドにした方が良い石、あるいはプラチナとの相性が良い石などあるのでしょうか。最近、地金でホワイトゴールドというのも出ておりますよね。地金と石の相性は気になるところです。ゴールドとプラチナのどちらが自分に似合うかを判断する方法なども含め、助言をいただければと思います。お願い致します。

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ご相談No.0087の答

テーマ:sodan



ご相談No.0087の答

大人になるにつれて、食べ物の好みが変わっていくように、宝石の好みも変わっていきます。

食べ物の場合だと、若いときは揚げ物が好きだったのに、だんだんあっさりとしたものを好むようになることが多いですね。これは、成長過程では、多くの栄養・エネルギーを必要としたけれども、年齢とともに、それほどのエネルギーを必要としなくなってきたことに起因していると思われます。より自分に必要な、自分に合うものへと変化していくのです。また、色々と美食を経験した結果、舌が肥えてきたことも、要因になるかもしれません。

宝石も同じです。年齢によって、置かれている環境によって、必要としている宝石が変化するのだと思います。年を重ねることによって、若いときは着けこなせなかった高価なジュエリーが、似合う人へと成長しているのです。また、色々と美しい宝石を見たことで、宝石を見る眼が養われてきたのです。

食べ物にしても、宝石にしても、人は、自分の体や心が必要としているものを、好ましく感じるように思います。自分に合うもの、相応しいものを、自然と求めるように思います。

素敵なジュエリーが似合う。
そんな年の重ね方をしたいものですね。

ご相談No.0087

奥田先生、こんにちは。いつもブログを楽しく拝見しております。私はずっと、自分はルビーが好きだと思っていました。ところが、最近デパートなどで宝石を見ていると、エメラルドに目が行きます。以前は、エメラルドの緑という色がなんとなく宝石っぽくないな、と感じていたんです。けれど、社会人になったくらいから、エメラルドの優しい緑を見ると気持ちが落ち着き、癒されるような感じがします(笑)。このように、宝石の好みが変わることってよくあるんでしょうか?好みが変わると、似合う宝石も変わってきますか?

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ご相談No.0086の答

テーマ:sodan



ご相談No.0086の答

ダイヤモンドと鉛筆の芯(グラファイト)は、どちらも同じ炭素(C)で出来ています。しかし、結晶構造が異なるために、その外観や性質が異なっています。
簡単に言うと、炭素は4本の手を持っているのですが、その手を全て使って、4つの炭素と結合しているのが「ダイヤモンド」で、3本の手しか使用していないのが、「グラファイト」です。ダイヤモンドのほうが炭素の結びつきが強いのです。

このように、炭素がダイヤモンドになったり、グラファイトになったりするのは、周囲の環境に関係しています。例えば、水は、0℃以下になると硬い氷になります。100℃以上になると、目に見えない水蒸気になります。それと同じように考えてください。

地球上の環境では、炭素はグラファイトになります。どんなに長い時間が経過しても、ダイヤモンドに変化することはありません。炭素がダイヤモンドになるのは、1000℃以上数万気圧というとてつもなく高い温度と圧力の中になります。そんな環境は、地球上にはありません。地球の中、地下約150km以上の深さの環境になります。

つまり、ダイヤモンドは、地下深くの環境で存在するものなのです。ところが、現代の人間が掘れる深さの限界は約12kmだそうです。これぐらい地表近くにこないと、ダイヤモンドを手にすることはできません。地下のダイヤモンドは、マグマに乗って、地表まで上ってくることができます。しかし、地表に近づくにつれて、ダイヤモンドはだんだんと変化していき、地表にたどり着く頃には、グラファイトになってしまうのです。

ダイヤモンドがダイヤモンドとして地上に届くには、グラファイトに変わる前にマグマによって、地上まで運ばれる必要があります。そのためには、音速を超える速さで一気に上昇しなければなりません。急上昇したダイヤモンドは、急激に冷やされ、まるで「瞬間冷凍」されたようになります。炭素の結合がダイヤモンドのまま固まるのです。

こうして、温度も圧力も低い地表近くでダイヤモンドを見ることができるのです。

ご相談No.0086

ダイヤモンドは、炭素からできていると学校で習いました。炭素といえば、鉛筆の芯とかも炭素でできてますよね?同じ炭素なのに、なぜあんなに違うんでしょうか。鉛筆の芯をダイヤモンドに変えてしまうこともできるんですか?

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