街の宝石店や書物では得られない、本物のジュエリーについてお話しいたます。
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ご相談No.0085の答
おっしゃる通り、ダイヤモンドは地球が創造した天然の宝石で、炭素(C)の結晶です。一方、スワロフスキーは、人間が製造した人工のガラスで、ケイ酸塩を主成分とする物質です。つまり、スワロフスキーは、窓ガラスやワイングラスに使用されているガラスの仲間になります。でも、まるで宝石のような美しい輝きを持っていますよね。それは、スワロフスキーは、酸化鉛(PbO)が添加された特殊なガラスだからです。酸化鉛を添加することで、ガラスの透明度と屈折率を高くすることができます。透明度と屈折率が高くなると、輝きが強くなります。
ガラスでありながら、まるで宝石(水晶=クリスタル)のような輝きを持つこの特殊なガラスは、「クリスタルガラス」と呼ばれています。
BACCARAT等の高級ガラス食器にも、同じ「クリスタルガラス」が使用されています。普通のガラス食器とは、透明度・美しさが異なりますよね。このように、「ダイヤモンド」と「クリスタルガラス」が全く別のものになります。
では、ぱっと見て判断できる特徴なのですが、ダイヤモンドの輝きには、次の3つの特徴があります。
①ブリリアンシー
薄暗いレストランやスポットを浴びている人の身に着けているダイヤモンドが特別強く輝く現象。
②シンチレーション
ダイヤモンドの表面で光がちらちらと動いているように見える現象。
③ファイヤー
無色透明のダイヤモンドの中に、赤・黄・青といった虹色が見える現象。
これを踏まえて、両者を見比べてみてください。
その違いは、すぐに分かることと思います。
ご相談No.0085
奥田先生、こんにちは。私はキラキラと輝くものが大好きで、子供の頃からおもちゃのアクセサリーなどを集めるのが趣味でした。大人になってからも光物を集めているのですが、最近特にスワロフスキーのグッズが増えていますよね。でも私は、スワロフスキーとダイヤモンドの違いがいまいちわからずにいます。スワロフスキーは人工でダイヤモンドは天然、くらいしか説明できません。もしよろしければ、2つの違いを教えてください。また、2つの見分け方、ぱっと見て判断できる特徴などありましたら教えてください。
ご相談No.0084の答
最初に断っておきますが、私は、アンティークジュエリーはあまり詳しくありませんので、個人的に思うことを書かせていただきます。事実とは異なるかもしれませんが、ご理解くださいね。
ジュエリーの長い歴史の中で、宝石のカット技術やジュエリーの細工技術はどんどん変化してきました。そのために、その時代に特有のジュエリーデザインがあるように感じます。宝石のカット技術は、その宝石の輝きを最大限に引き出すために、改良が加えられ、どんどん進化しています。ジュエリーの細工技術も進化しているのですが、逆に、時間や費用がかかりすぎて、現在はできなくなってしまった技術もあります。
つまり、ジュエリーのデザインは、流行というよりは、宝石の魅力を充分に引き出すために、その時代の最高の技術を駆使したものというような気がします。
実際に、宝石の魅力を最大限に引き出したデザインは、時代を超えて受け継がれ、いつまでも愛され続けています。もちろん今の時代にも充分活用できるものだと思います。是非、楽しんでみてください。
19世紀には、ヨーロッパのジュエリーショップの半分以上を占めていたのはガーネットだったそうです。中国では、現代でも、誰もが翡翠を持っているそうです。
現在、日本のジュエリーショップの半分以上を占めているのはダイヤモンドです。このように、国によって、時代によって、人気のある宝石は変化しています。1年後には流行しなくなるお洋服等とは異なり、もっとずっと長いスパンで、宝石にも流行はあるようです。
ちなみに、日本では、毎年11月11日のジュエリーデーに次の年のイヤージュエリーを発表しています。ファッション業界とも連動させた提案のようです。2008年度は、「オレンジ色の宝石」です。今年は、オレンジ色の宝石を使用したジュエリーを上手に身につけられることが、トレンドなのかも?
ご相談No.0084
ヨーロピアン調とかイタリアンとか、時代背景がわかるようなジュエリーって憧れます。今の時代にも似合うような、アンティーク風な宝石とかってあるんでしょうか。また、宝石にもシーズンによる流行とかってあるのですか?
ご相談No.0083の答
宝石の持つパワーには、皆さんとても興味をお持ちですね。
残念ながら、まだ科学的に解明されていない分野ですので、あまり確かなことは言えません。しかし、昔から、宝石には持ち主の想いが宿ったというお話は沢山あります。
また、宝石の中に想いを封じ込めるというお話もよくありますね。
宝石には、人の思念波を取り込む力があるのかもしれません。あるいは、1人の人と一生をともに過ごした宝石は、その人の思念波と同調するようになるのかもしれません。幸せな人生をともに過ごした宝石には、幸せなパワーが宿っているような気がしますね。
ヨーロッパでは、家族に代々伝わる「ビジュー・ド・ファミユ」と呼ばれるジュエリーがあります。ジュエリーが、時代を超えて、1つの家族とともに過ごし、見守り続けるというのは、とても素敵ですね。
おばあさまはきっと幸せな人生を歩まれた方なのではないでしょうか?そのジュエリーには、その幸せのオーラと貴方を思う気持ちが一杯に込められているのでしょう。おばあさまを見守り続けたように、貴方のことも見守ってくれると思います。是非、大切にしてくださいね。
ご相談No.0083
祖母からもらったルビーの指輪。ここぞという時に付けてます。知り合いから、石には不思議な力があるという話を聞いたんですけど、時々付けるこの指輪にも何となくパワーみたいなものがあるような気がしてました。祖母から母へと家族が受け継いだからでしょうか?
ご相談No.0082の答
夫婦愛の象徴として有名なのは、「エメラルド」と「ペリドット」です。
エメラルドは、男性から女性に贈られると、贈られた女性は、良き妻、良き母になると言われています。ペリドットは、ゴールドととても相性が良く、金の台座にペリドットがセットされたジュエリーは、互いの魅力を引き出し、高め合うとして、最高の夫婦に例えられていました。
しかし、いずれも24時間身に着けるマリッジリングの宝石としては、適さないと思います。それは、これらの宝石が、日常使いに適した強度を持っていないからです。「強い(耐久性が高い)」ということは、宝石の持つ価値の1つです。宝石は、基本的に強いものですが、もちろん、宝石の種類によってその「強さ」は異なります。あまり強くない宝石は、ペンダントにするか、リングなら、家事をする時は外す等の考慮が必要です。
また、「強さ」といっても、引っかきに対する強さ、衝撃に対する強さ、薬品に対する強さ等、様々な尺度があります。その中で、最も良く知られているものに「モース硬度」があります。モース硬度は、ひっかきに対する強さを表していて、10段階に分けられますが、毎日身につけるリングの宝石としては、モース硬度「7」以上のものがお勧めです。
私達の周囲を取り巻く粉塵には、硬度「7」の水晶成分が多く含まれています。ガラスや自動車に付着した埃を拭き取ろうとして、本体にキズを付けてしまった経験はないでしょうか? これは、埃に含まれる水晶成分の仕業です。同じように、モース硬度が「7」より小さい宝石では、知らず知らずに細かなキズがついてしまう可能性があるからです。
お二人で相談して、お互いの誕生石や思い出の宝石等、何でも好きな宝石を選ぶと良いと思いますが、どんな時にも外さないマリッジリングの宝石としては、様々なものに対する「強さ」を充分に考慮してくださいね。
ご相談No.0082
結婚指輪を購入する予定です。結婚指輪は普段使いが出来るようにとシンプルなデザインのものが多いですね。せっかくだから宝石が入った結婚指輪にしようと思っています。夫婦でつけるのに相応しい宝石はありますか?