街の宝石店や書物では得られない、本物のジュエリーについてお話しいたます。
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ご相談No.0081の答
例えば、ここに3種類の原石があります。
① ミャンマーのモゴック鉱山で産出された赤色の原石
② ミャンマーのモンスー鉱山で産出された中心部が黒色の赤色の原石
③ マダガスカルで産出された黒色の原石
①は研磨するだけで美しいルビーになります。
②は加熱することによって、中心の黒色部が取り除かれ、美しいルビーになります。
③はある添加物を加えて加熱することによって、美しいルビーになります。
つまり、3種類の原石は、いずれも最終的に美しいルビーになります。それが同じ美しさであったとしても、私は、価値が異なるのは当然だと考えています。
同じように、低温加熱処理されたルビーの価値も、加熱前の状態によって決定すると思います。実際のところ、ルビーの色を変化させるのに、500℃は充分な温度ではありません。ある研究では、この温度では、色は変化しないとさえ報告されています(社団法人宝石貴金属協会および県工業技術センターの共同研究より)。
加熱前後で変化がないのであれば、理論的には価値も変わらないといえるのでは?しかし、やはり人為的に熱が加えられたというのは、気分的に嬉しくないですよね。
では、何故このようにあまり意味のないことをするのかというと、私も同じような実験をしたことがありますが、少し色が変化する石も何個かはあるのです。石の供給者は、もしかしたら良い色に変化して、価値が上るのではないかと期待して、加熱しているのです。どうも、とにかく加熱してみるという習慣があるようですね。個人的には、自然のままの美しさが宝石の最大の魅力だと思いますので、この習慣はなくなって欲しいです。
さて、ルビーの加熱非加熱と価値の関係ですが、これまでは、加熱ルビーが当たり前でしたので、加熱ルビーの価値が下がるというよりは、今後は、高価な非加熱ルビーも見ることができるという表現が正しいように感じます。
ご相談No.0081
ハイエンドのルビーの購入にあたって、インターナショナルな鑑別機関による非加熱の鑑別は必須であると思っております。しかし最近の分析技術の向上により、500-600℃の低温加熱履歴も看破できるようになり、これまで非加熱と思われていたルビーも実は低温加熱処理をされていた‥という事実があると聞きます。低温加熱処理されたルビーの価値は下がるのでしょうか? そうなると、これまで売り手に迎合的であった鑑別機関は低温加熱処理を明記することに抵抗を示すでしょうし、といって、購入者側にとっては加熱非加熱を明確にしてもらわなくては不安で購入できません。奥田先生は、低温加熱を含む加熱非加熱鑑別と宝石の価値について、どのように思われますか
ご相談No.0080の答
自然の創造物である宝石には、
同じものは2つと存在しません。
何気なく見ているジュエリーショップの宝石も、
それが、誰か手に渡ってしまったら、おそらく二度とめぐり合うことはないでしょう。そう考えると、人間同士と同じように、宝石との出会いは、まさに運命なのです。
人間同士でも、相性の合う人、合わない人がいます。
一緒にいるだけで幸せな気分になれる人。
その人と組むと、予想以上の良い成果を上げることのできる人。私たちが、よくいう「運命的な出会い」です。
宝石も同じです。
沢山並んでいるジュエリーの中で、どうしても気になって購入してしまった宝石。
身につけていると心地がよい宝石。
そのジュエリーをしている日は、何だか良いことが起こるという宝石。
全部、大事にしてくださいね。
ご相談No.0080
以前お会いした年上の女性が素敵な指輪をしていらっしゃいました。確かグレーか青色の石だったと思うんですけど、その石は大きくて個性的で、その方にとって特別な指輪だということでした。石がまるで御主人を見つけるかのように、持ち主が決まるという話を聞いたことがあります。自分に合った石を持つとテンションが上がるとか、受験に合格したとかという話を聞くと、やはり石には相乗効果があるのでしょうか。
ご相談No.0079の答
大切にしている高価なジュエリーを身につけて旅行に行きたい。
でも、紛失、盗難、破損などが心配。
という方のために、本物のジュエリーそっくりに作ったイミテーションのことを
「トラベルジュエリー」と呼ぶそうです。
私も、今回初めて知りました。
単に「イミテーション」と呼ばれる場合もあり、世界共通語というわけではないようです。
いずれにしても、ジュエリーのフェイク(偽物)のことです。
そして、次のご質問。
高級ホテルで身につけたほうが良いのは、本物の「ジュエリー」のことです。
もともとは和装文化であった私たち日本人には、あまりピンとこないかもしれませんが、洋装文化では、正式な場所でのジュエリーは必須アイテムになります。
つまり、正式な場所にノーメイクで出かけることが、礼を失するように、ノージュエリーも無礼な行為となるわけです。
高級ホテル等も、正式な社交場所ですので、もちろんジュエリーが必要になります。
きちんとジュエリーを身につけている女性はレディーとみなされ、丁重な扱いを受けます。
ちなみに、欧米の社交場に行くと、大きなルビーやエメラルドのジュエリーを身につけている人が多くて、圧倒されます。
これは、ジュエリーの歴史やジュエリーに対する認識の差だと思いますが、これに対抗するために、大ぶりのジュエリー、もしくはトラベルジュエリーを。
ということなのかもしれませんね。
個人的には、無理することはないと思います。
自分に合った本物のジュエリーを身につけて、堂々と振舞ってください。
そうそう、日本のアコヤ真珠(和珠)のジュエリーは、欧米でとても評価が高いそうです。大ぶりのフェイクよりも、本物の真珠の方がずっと上品で素敵なのではないでしょうか。とにかく、海外で正式な場所を訪れるときは、くれぐれもジュエリーをお忘れなく。
ご相談No.0079
海外旅行に出かける時は、トラベルジュエリーをつけると良いと何かの番組で見ました。確か高級なホテルに宿泊する際に、女性は大ぶりのジュエリーをつけたほうがいいという紹介だったと思うんですけど・・理由は忘れてしまいました。トラベルジュエリーとはどんな物ですか?また、高級なホテルでつけたほうが良いと言われる理由はなんでしょうか?教えてください。
ご相談No.0078の答
ジャパンジュエリービジネススクールの歴史は、18年とまだあまり長くありません。そのため、「超」有名なデザイナーさんはいないのですが、
頑張って活躍中のデザイナーさんはいます。
何名かは、ジュエリー企業に就職し、デザイナーとして活躍しています。
CMでも流れていて、誰もが知っている有名なジュエリーをデザインしている人や、ブライダルリングのブランドとして、全国のジュエリーショップで販売されているジュエリーのデザインしている人等がいますが、こういったジュエリーは、タレントさんをイメージキャラクターに採用したり、複数のデザイナーさんで1つのブランドを構成したりしていますので、特定のデザイナーの名前を表に出すことはできません。
何名かは、自分のアトリエを持ち、個人名で活躍しています。
独断と偏見で、そのうちのお一人を紹介します。
「能勢利枝(のせりえ)さん」。
彼女は、「JARDIN PRINTANIER」(ジャルダン・プランタニエ イタリア語で「春の庭」)というブランド名で、カラーストーンを色鮮やかに用いたジュエリーを創っています。
どのジュエリーも女性らしい華やかさと可愛らしさを感じさせる素敵なものばかりです。
ご本人も、とても上品で魅力的な方です。
彼女のジュエリーは、以前にNHKで放送された「ダイヤモンドの恋」という連続ドラマの中で、主役の浅野温子さんが扮するジュエリーデザイナーの作品となっていたことでも有名です。
彼女のジュエリーは、百貨店で購入することができるのですが、高額品になりますので、特別なお客様向けの商品とされていて、普段はショーケースに並ぶことはありません。時々、期間限定で陳列されることがありますので、その時は、是非ご覧になってください。
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ご相談No.0078
先生がジュエリースクールで教えた生徒さんで、有名なデザイナーさんになった方はいらっしゃいますか?お店でそのデザイナーさんの作品を購入できるとしたら、どちらのお店でしょうか。もし差し支えなければ教えて下さい。