街の宝石店や書物では得られない、本物のジュエリーについてお話しいたます。
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ご相談No.0073の答
まず、宝石鑑定士の資格を取得して、何をしたいのか?が大切です。
宝石鑑定士の資格を持っていると、ジュエリー業界のあらゆる分野で活用することができます。そして、その分野によって、ご質問の答えは変わってきます。何かよく分からないけど、資格を取ったら、仕事があるんじゃないの。
とか、考えていると、きっと、資格を取っただけで、何も活用できないということになってしまいますよ。
2つの例を挙げてみますね。
○Case.1 ダイヤモンドのグレーダー
一般に大きな宝石鑑別機関(ジュエリーを購入するときに付いてくる証書を発行している会社)に就職すると、仕事内容が担当制になっています。その中で、ダイヤモンドの評価をする人達のことを、グレーダーと呼びます。ダイヤモンドは輝きが強いので、眼はとても酷使されます。このお仕事は、年齢的に若い方が有利だと思います。年とともに、老眼等で視力は衰えてきますので、長く続けられる仕事でもないかと思います。(もっとも、長く続けている人もいますので、あくまで私の個人的な意見です。)
○Case.2 宝石のバイヤー
宝石原産地に赴いて宝石を買い付ける人達のことを、バイヤーと呼びます。企業では、比較的年配の方が担当していることも多く、長くできる仕事です。もちろん、経験が高く評価される仕事だからでもあります。
その他、全部挙げていたら、きりがありません。どの分野でも、一流と呼ばれる人は、子供のうちから始めている場合が多いですよね。でも、大人になってから始めたのに、超一流と呼ばれる人もいます。誰にとっても、やりたいと思ったときが、始めるのに最も適した時期なのではないでしょうか。
資格取得後の目標をしっかりと定めて取り組んで下さい。
宝石鑑定士の仲間が増えることを、心から楽しみにしています。
ご相談No.0073
奥田先生こんにちは。宝石鑑定士のお仕事に興味がありまして、鑑定士の資格取得を目差しています。現在37歳と勉強を始めるのには遅いのですが、年齢的に大丈夫で
しょうか?鑑定士のお仕事は、年をとっても長く続けられるのでしょうか?
ご相談No.0072の答
アンティークジュエリー…とても魅力的ですよね。
でも、ごめんなさい。
残念ながら、アンティークジュエリーに関しては、
全くの勉強不足でして、何もアドバイスできることがありません。
本当に申し訳ありませんm(_ _)m
アンティークジュエリーは奥が深そうなので、老後にじっくりと勉強したいと
思っています。
さて、エドワーディアンは、現在でも十分に楽しめるジュエリーなのですが、
それだけに、現在に作られたエドワーディアン風ジュエリーも沢山あります。その見分けは、やはり、プロにお任せするしかないでしょう。
信用のあるお店の、信頼できるジュエラーから、購入して下さい。
アンティークジュエリーは、デザインはもちろんのこと、
宝石も現在にはない
楽しみ方ができます。
まず、ダイヤモンドのカットが独特で、現在のブリリアントカットとは違います。アンティークでしか味わえないダイヤモンドの魅力が楽しめます。さらに、現在の主要な宝石は、何らかの処理が施されていることが多いのですが、
アンティークジュエリーの宝石には、このような処理は施されていません。
また、少し値段は張りますが、最高の色と称えられたインドのカシミール地方で産出したブルーサファイアや、素晴らしい緑色のデマントイドガーネット等、アンティークジュエリーにしか見ることのできない宝石もあります。
ぜひ、素敵なアンティークジュエリーを手に入れてくださいね。
ご相談No.0072
はじめまして、今とても気になっているエドワーディアンの指輪があります。でもアンティークの指輪を買うのは初めてなので、直しが入っているのでは?とかリプロではないか?などと色々悩んでしまっています。アンティークの物を選ぶ時、先生がチェックする点や気をつけるべき点があったらぜひ教えてください。
ご相談No.0071の答
「誕生石」は、20世紀になってから、聖書に登場する12個の宝石*を基に
各国のジュエリー業界が自国の風土や慣習に合わせてアレンジを加え、
決定されたものです。そのため、国によって異なる誕生石が制定されていることは、以前にもお話しましたね。
*:旧約聖書の出エジプト期に登場する「高僧の胸当て」に縫いこまれていた12個の宝石
新約聖書のヨハネの黙示録に登場する「聖なる神の都」の城壁土台に飾られた12個の宝石
一方、「星座石」は、占星術を基に決定されたものといわれています。
占星術の歴史は大変古く、紀元前4千年にまで遡ります。自然界は天体の動きに支配されています。現代の日本でいうと、春には桜が咲き、夏には蝉が出現し、秋には葉が色付き、冬には雪が降る。といった感じでしょうか。
「暦」というものがまだ存在しなかった遥か昔に、人々は星の規則的な運行を見出し、それに沿って、自然界が影響を受けていることを知ったのです。
だからこそ、当時の人々は、星の運行で国や人の運命までが決められると
いう「占星術」を強く信じていたのですね。
この星の運行に基づき、「星座」が誕生し、「暦」が作成されました。
それは、当時の人々の生活にとって重要な事柄が盛り込まれていました。
例えば、3月21日~4月19日は、羊が子供を産む時期なので「牡羊座」、
牡牛が発情期に入る時期は、「牡牛座」。麦の収穫期には、刈り取る鋏を
象徴して、「蟹座」。昼と夜の長さが同じになる時期は、「天秤座」。というように。
こうして12の星座が誕生しました。それぞれの星座は、7つの惑星(太陽・月・火星・水星・木星・金星・土星)に守護されていて、それぞれの惑星は、ギリシャ・ローマの神々に置き換えて考えられていました。
その神々に捧げられたのが、「星座石」になります。どの神にその宝石を捧げるのかは、基本的に惑星の色彩イメージに合わせているようですが、このお話を詳しくすると長くなりますので、この辺で。
このように、「誕生石」と「星座石」は成り立ちの歴史が異なるのです。
それぞれに謂れがあり、それぞれに私たちを守ってくれる「守護石」です。
ご相談No.0071
この前初めて「星座石」というものを知りました。誕生石とは違うようですが、もう少し詳しく知りたいので教えて欲しいです。
ご相談No.0070の答
宝石に関する知識を学ぶことができる場所は沢山ありますが、総合的に
学ぶために、ある程度の時間と費用がかかる場合が一般的ですね。
ジュエリースクールのテキストや市販の書籍等を用いて、必要な部分だけ
を独学することもできますが、宝石の場合は、実物を見るということがとても
重要です。
特に、お仕事に必要なのであれば、やはり、どこかのジュエリースクールに通った方が良いと思います。
中には、「短期間で集中して特定の宝石だけを学びたい」というニーズにこたえてくれるものもあると思います。
例えば、私が副校長をしているジュエリースクールでは、
宝石鑑定士資格を取得するコースの中から、特定の宝石の講座だけを選択して受講することができます。
もちろん鑑定士資格は取得できませんが、
ルビーだけを学びたい、真珠だけを学びたい、という方がたまに受講されています。
他のスクールのことは良く知らないのですが、同じようなシステムはあるかもしれません。
インターネット等で調べてみてはいかがでしょうか?
基本的な知識を身につけたら、
後は、多くの宝石を見て、自分の眼と技術を磨いていってくださいね。
ご相談No.0070
はじめまして。実は、仕事の関係で短期間に特定の石(ルビー、サファイア、翡翠)についての知識を得る必要が生じたのですが、短期間に、石の特性を知るための指導等はご教授頂けるのでしょうか?又はそのようなところがあれば、お教え頂ければ幸甚に存じます。よろしくお願いします。