街の宝石店や書物では得られない、本物のジュエリーについてお話しいたます。
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ご相談No.0053の答
早くも宝石鑑定士というお仕事に眼をつけてくれたのですね!!ありがとう!!!
さて、私なのですが、子供の頃から透明で輝くものが好きだったので、宝石・ジュエリーが大好きでした。
しかし、将来の夢は、何かを研究する学者になることだったので、物理学、化学、薬学等のいずれかの分野に進もうと考え、大学は理学部に入学し、卒業後、化学会社に就職しました。
その後、趣味でジュエリークラフト(ジュエリーを自分でつくること)を習い始め、そのときの先生に「宝石鑑定士」という仕事があることを教えてもらったのです。
宝石が好きで、研究者になりたいのであれば、宝石鑑定士を目指せば良かったのですが、私は、そのときまで、「宝石鑑定士」という仕事があることを知らなかったのですね。
これが、27歳のときです。
すぐに会社を辞めて、宝石の専門学校に入学しました。
思えば、随分回り道をしたものです。
中学生ですでに「宝石鑑定士」を知っていて、それを目指しているなんて、本当に素晴らしいです!是非、今からたくさんの宝石を見るようにしてください。
美術館や博物館、国際宝飾展やミネラルショーだけでなく、街のジュエリーショップ等も色々と見て回るといいですよ。
宝石の鑑定には、地学、光学、結晶学、化学等の専門知識が必要ですが、このような専門分野は、高校から学ぶことができますので心配要りません。
反対に、広い分野における基礎的な知識は、今しか学ぶことができないので、中学の勉強は絶対に無駄にしないでくださいね。
将来、宝石鑑定士になった後、どこかで会うかもしれませんね(私はもう引退してる?)。
とても楽しみです。
頑張ってください!
ご相談No.0053
僕は中学生で現在職業調べとして宝石鑑定士のことについて調べています。早速ですが奥田先生がこの仕事を選んだ理由と、決意した年齢はいつごろですか?あと、この職業を目指している中学生は僕以外にもたくさんいるはずなので、その僕ら中学生にアドバイスをお願いします。
ご相談No.0052の答
同じ質問を良く受けます。
まず申し上げますと「宝石鑑定士」の需要はとても多いです。
それは、宝石鑑定の能力を持った方は、ジュエリー業界のあらゆる現場で活躍できるからです。
その中で、最も求人の多い職種は、営業・販売職になります。
これは、おそらく、皆さんの考える「宝石鑑定士」としての仕事ではないのでしょうね。
「宝石鑑定士」とは、「宝石を売ったり、買ったりするのではなく、宝石を見ることで報酬を得る人」と定義している方が多いのではないでしょうか?
それでは、そのような職種に限って考えてみたいと思います。
宝石鑑定士の資格を取得しました。
その日から「宝石を鑑定します」という張り紙をしたからといって、実質的な営業はできないかと思います。
なぜなら、鑑別結果を証明する書類を発行しなければなりません。
それも、他人に偽造できないようなものを。
さらに、世の中の全ての宝石を鑑別するためには、高度な分析機器が必要になります。
つまり、宝石鑑定士として起業するためには、それなりの設備が必要なのです。
自分でそれらを揃える資金力があれば良いのですが、そうでなければ、設備の整った宝石鑑別機関に就職することになります。
しかし、そのような宝石鑑別機関は、毎年定期的に募集を行っているわけではありません。
あとは、ジュエリー企業に就職し、鑑別室に配属されるという方法もありますが、鑑別部は本社(東京が多い)にしかない場合が多いようです。
結論を述べますと、皆さんの考える「宝石鑑定士」の需要はそんなに高くありません。
しかし、どこでも同じだと思いますが、優秀な人材は常に求められています。
こちらから門を叩くということは可能です。
以上で、お分かりいただけましたでしょうか?
「宝石鑑定士」の勉強をすると、就職口は沢山あります。
その中で、希望の職種につけるかどうかは本人次第ということです。
ご相談No.0052
宝石鑑定士の勉強したあとの就職に関してですが、どんな現状なのでしょうか?需要がそれほど多くあるとも思えないんですけど・・・。
ご相談No.0051の答
宝石を鑑別・鑑定することで報酬を得るということは、現在一切していません。
私の仕事の大部分は、日本のジュエリー業界の発展のために、それを担う人材を育成するために、必要な教育プログラムを開発・作成・実行することです。
そして、年間の半分は、実際に、当スクールの学生に、ジュエリー企業の方々に、一般消費者の方に、宝石・ジュエリーの講義を行っています。
時には、宝石関係の雑誌や業界紙にコラムを書いたりしています。
また、年に一度は海外の宝石原産地を訪れ、世界のジュエリー市場動向や最新情報をチェックしています。
以上の仕事をしながら、現在はまだ解明されていない鑑別方法等を研究し、新しい発見があれば、宝石学会で報告したりしています。
私としては、どれが「宝石鑑定士」の仕事で、どれが「副校長」の仕事なのか分かりませんが、上記の仕事は、いずれも私が「宝石鑑定士」だから行っているものです。
今のスクールに務める前は、宝石鑑別機関に席を置いていましたので、1日中、宝石を見ていたのですが、その頃に比べると、文字通り、幅広いお仕事をさせていただいております。
ご相談No.0051
プロフィールをみて、JBSの副校長ということを知りました。仕事としては宝石鑑定士として・副校長としての、どちらの割合が大きいのでしょうか?