街の宝石店や書物では得られない、本物のジュエリーについてお話しいたます。
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ご相談No.0038の答
宝石には様々な種類が存在しますが、それぞれの宝石は、光学的・物理的特性が異なるために、その特性を調べることで、宝石名を特定することができます。
このように、ある宝石の宝石名を特定することを「宝石鑑別」と呼びます。
宝石鑑別には、一般的に次のような検査方法を用います。
①比重検査
②偏光性検査
③屈折率測定
④多色性検査
⑤分光検査
⑥蛍光検査
⑦カラーフィルター検査
⑧拡大検査
いずれも、宝石によって決まった結果になりますので、これらのデータを総合することによって、宝石名が判定できるのです。
例えば、ここに赤色の宝石が3種類あるとします。カラーフィルター検査・多色性検査を行って宝石鑑別をしてみましょう。
カラーフィルター検査では「変化なし」でした。
多色性検査では「多色性なし」でした。
※参考
○カラーフィルター検査
ルビー:赤色 ガーネット:変化なし トルマリン:変化なし
○多色性検査
ルビー:二色性 ガーネット:多色性なし トルマリン:二色性
参考を見て考えてもらうと、
この宝石は、そう、「ガーネット」になります。
勿論、赤色の宝石はこれだけではありません。
そして、合成宝石や処理宝石もありますので、先程の他の検査が必要になってくるのです。
場合によっては、もっと難しい特殊な検査をすることもあります。
なかなか面白そうでしょ。
ご相談No.0038
宝石には1つの種類において様々な色がありますよね?ルビーだから赤、サファイアだから青、ってわけではありません。種類が違う石なのに色が非
常に似ているものがあると思うんですが、見分け方って何を基準にしているのですか?含有物(成分)を調べることに頼るしかないんですか?
ご相談No.0037の答
キャラクターものの宝石は、きっと色々あるとは思うのですが、あまり良く知りません。ごめんなさい。
その代わり、他の宝石の彫刻をご紹介します。
そもそも、私が、今のお仕事にすすむきっかけとなったのが、スペインの画家ダリによる宝石の彫刻品です。
ルビーで唇を、真珠で歯を表現した「ルビーの唇」、ルビーでつくられた心臓が、本物のように鼓動する「王家の心臓」、etc.
本当に強い衝撃を受けました。
他にも興味深い宝石の彫刻は、まだまだあります。
例えば、台北の故宮博物館にある白菜の彫刻。
これは、ヒスイの彫刻で、1枚1枚の葉や、葉先にいくほど緑色になっていく様子等、本当にリアルで、白菜そのものです。
ヒスイといえば大変高価な宝石です。
それを、何故、白菜に? 面白いですよね。
そして、古代マヤ王国のものといわれている「水晶ドクロ」。
名前の通り、水晶がドクロの形に彫刻されている不気味なものですが、近代の技術を駆使しなければできないような、完成度の高い彫刻なので、
誰が、どのようにして創ったのか? 歴史上の大きな謎の1つとなっています。
宝石の美しさは、透明感、色等、原石の段階でほとんど決定しています。
その魅力を最大限に引き出すのが、人間の技術なのです。
人間がカットすることによって、あるいは彫刻を施すことによって、宝石は完成します。
宝石の魅力は、地球と人間が力を合わせることによって生まれているのですね。
ご相談No.0037
今年の四月に甲府でジュエリーフェアが行われ、その中で宝石で出来た鉄腕アトムが展示されていました。日本ではアニメのキャラクターを宝石で作るのをよく聞きますが、海外でもよくある話なのでしょうか。奥田先生は何か面白いキャラクターものの宝石の展示物を見たことがありますか。
ご相談No.0036の答
「Bijouterie」は、フランス語。
「Jewelry」は、英語。
になりますので、完全に対にして考えるというのは難しいですね。
まずは、杓子定規にそれぞれの言葉の意味を考えて見ますと、
「Jewelry」(ジュエリー)―ネックレス、リング、ピアス等の装身具
「Bijouterie」(ビジュトゥリ)―彫金および貴金属装身具工芸
となります。
もし、区別して使用しているとすれば、
「Bijouterie」を宝石の付いていない装身具。
「Jewelry」を宝石が付いているいないに関らず装身具の総称として、
あるいは、宝石の付いている装身具として定義しているのではないでしょうか。
日本語に訳すとしたら、
「Bijouterie」―貴金属ジュエリー
「Jewelry」―ジュエリー あるいは 宝飾品
になるのでしょうかね。
前後の関係からも、予想できるかもしれません。
ちなみに、フランスでは、
「Bijouterie」に対して、宝石および宝飾工芸を「joaillerie」(ジョアィアリ)と呼んでいます。
ご相談No.0036
bijouterieとjewelry、文章の中で別々のものとしてこの2つの単語が並んだ場合、日本語ではそれぞれ、どう訳したらいいのでしょうか?
ご相談No.0035の答
まず、世の中に、宝石鑑定士の資格と呼ばれるものは1つではありません。
国によって、異なる宝石鑑定士資格がありますし、日本の中でも、様々な教育機関が、それぞれの宝石鑑定士資格を発行しています。
それぞれの宝石鑑定士資格によって、難易度や試験内容も若干異なりますが、日本国内でとれる宝石鑑定士資格(日本の代理店を通して取得できる海外の資格も含めて)について、一般的なお話をさせていただきます。
まず難易度ですが、もちろん簡単ではありませんが、真面目に勉強すれば誰でも取得することができると思います。
例えば、どうしても宝石鑑定士資格が欲しくて、何年間も頑張っているのに、まだ取得できていない。というような人は見たことがありません。
そして、試験内容ですが、基本的には、宝石学に関する筆記試験と実際に宝石を鑑別する実技試験をするところが多いようです。
このため、宝石鑑定士資格を、完全に通信教育で取得することはできないですね。
もし、宝石鑑定士の資格を取得しようとお考えなら、この資格を取得して、何をするのかということをまず良く考えてください。
将来の方向性によって、どこの宝石鑑定士資格を取得すればよいのかも決めることができますから。
どの資格も同じだと思いますが、資格を持っているということよりも、資格取得後、どのような経験を積んだのかの方が重要なのです。
ご相談No.0035
素朴な質問です。宝石鑑定士の資格を取る試験ってどれ位難しいんですか。またどんな試験を行うんですか?
ご相談No.0034の答
勿論できます。
そして、いやな顔をされることもありません。ご安心ください。
ただし、これはそんなに簡単なお仕事ではありません。
おそらく、考えているよりずっと多くの時間と費用がかかります。
そのことを、まず覚悟してくださいね。
では、何故、そんなに大変なことなのでしょうか。
大きな理由は2つあります。
① 同じような宝石を見つけることが大変!
自然界の創造物である宝石は、同じものは2つと存在しません。
良く似た宝石が2つ揃ったときに、ピアスにするのですが、1つの宝石があって、それと全く同じ色、透明感、大きさ、形の宝石を見つけるのは、意外と難しいのです。
② 制作費用が大変!
簡単にいうと、ジュエリーにも、「オートクチュール」と「プレタポルテ」があります。
つまり、お客様に合わせて全て手作りする「オートクチュール」と、予め既成の型がつくってある「プレタポルテ」です
。
一般的なショップで販売されているジュエリーは、大部分が「プレタポルテ」です。
でも、買ったお店でないと、既成の型がないということになりますので、1つを見本に同じものを「オートクチュール」することになります。
当然、制作費は高くなります。
まずは、ジュエリーショップで相談して、費用の見積もりをとってはいかがでしょうか?
お店によって見積額も異なると思いますので、いくつかとって考えてみてもいいし、さりげなく彼に買ったお店を聞いてみる。というのもいいかもしれません。
彼からもらった大切なジュエリーですもんね。
ずっと使えるように、頑張ってみてください。
ご相談No.0034
去年の誕生日にカレに貰ったルビーのピアスを片方失くしてしまいました・・・カレが買ってきたので販売店の場所が分かりません。違うお店で片方のピアスを持ってもう片方を制作したり出来るのでしょうか?イヤな顔されそうで、悩んでます。