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APHRONDEジュエリーソムリエ 奥田 薫

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奥田 薫

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面白くて為になるプロ宝石鑑定士の宝石学講座。〈プロの鑑定士〉による、宝石の見極め方や豆知識のお部屋です。 確かな審美眼を身につけることで、かけがえのない人生は さらに美しい輝きを増していくことでしょう。

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街の宝石店や書物では得られない、本物のジュエリーについてお話しいたます。

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ご相談No.0029の答

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ご相談No.0029の答

質屋さんが販売しているジュエリーとなると、「還流商品」ですね。

ジュエリーは家族の中で受け継がれたり、別の人に転売されたり、業者に買い戻されて、新しいジュエリーとなり再び販売されたりします。宝石の美しさは永遠ですので、ジュエリーは世代を超えて受け継がれ、還流するのです。

海外では、「クリスティーズ」や「サザビーズ」といったオークション会社が、18世紀以降200年に渡って、ジュエリーの還流を仲介しています。

好みの変化、現金化の必要性、相続の処理等、様々な理由で持ち主の手を離れたジュエリーが、それを気に入った人の手に渡り、身に着けて楽しんでもらえるということは、とても素晴らしいことだと思います。
だから、「還流商品」を購入することは大いに賛成です。

しかし、日本では、海外に比べてまだこの還流市場は充分に成熟しているとはいえません。
日本では、質屋さんがジュエリーの還流の仲介をしている場合が多いのですが、質屋さんのお仕事はお金を貸すこと。その質草としてジュエリーを預かっているだけなのですから、ジュエリーの価値を正当に判定して価格を査定しているわけではないのです。海外の「還流」とは、仕組みが随分異なっています。

しかし、最近では、正式に宝石の勉強をされている質屋さんも増えてきました。日本の還流市場もやっと動き始めました。今後、益々発展していくことでしょう。

結論を言うと、ジュエリーショップでジュエリーを購入するときと同じです。専門知識を持った見識の高いジュエラーがいる信用のあるお店で購入してください。

ご相談No.0029

質屋の宝石って買ってしまって良いものなんでしょうか。周囲に詳しい人がおらず、わかりません。アドバイスをお願いします。

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ご相談No.0028の答

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ご相談No.0028の答

ジュエリーショップやメガネ屋さんにおいてある洗浄機は、「超音波洗浄機」といって、超音波の振動を利用して汚れを取る装置です。基本的に全く同じものです。

メガネ屋さんの場合、超音波洗浄機の中には、基本的に水だけか、中性洗剤が入っているのが一般的なようです。
ジュエリーショップでは、それ以外に、専用の洗浄液を入れている場合もありますが、物理的には、全く問題にならないと思いますよ。

道徳的にはどうでしょうかね。
眼にかけるものを洗浄するところで、あまり汚れたジュエリーを洗浄するのはやはり控えたほうがいいのかもしれません。

そういえば、よくメガネ屋さんの店頭に超音波洗浄機だけがおいてあって、セルフサービスで洗浄できるようになっているのを見かけますね。そこで、ジュエリーも洗浄できるということですか。なるほど。なるほど。

でも、ご注意下さい。
ジュエリーの場合、宝石や地金の種類によって、あるいはジュエリーのつくりによって、超音波洗浄機に入れてはいけないもの、入れない方がよいものがあります。きちんと専門家に相談して、専門家に洗浄してもらうことをお勧めします。

せっかくのジュエリーを台なしにしないで下さいね。

ご相談No.0028

この前、メガネ屋さんのメガネ洗浄機で指輪を洗ってる人を見ました。物理的にも道徳的にも問題無いんでしょうか?

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ご相談No.0027の答

テーマ:sodan


ご相談No.0027の答

「誕生石」と「星座石」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
これらは、同じように考えられているのですが、実はその起源は異なるのです。

「星座石」は、古代バビロニアを中心とする古代オリエント地方で誕生した占星術を基に考え出されたものです。
それに対して、現代の「誕生石」は、20世紀になってから、アメリカの宝石組合が選定したのをきっかけに、各国のジュエリー業界がそれぞれに選定したものです。日本では、1958年に現在の誕生石が選定されたといわれています。

では、各国がどうやって選定したのかといいますと・・・

誕生石の起源は「聖書」になります。
「高僧の胸当て」(旧約聖書)や「聖なる神の都」(新約聖書)に飾られていた12種類の宝石が、12の月に割り当てられたのです。その12種類の宝石は何かというと、サルディオン、トパジオン、スマラグドス、アントラクス、・・・
というように、古代の言葉なので、現在の宝石名とは異なるものばかりです。それぞれがどの宝石を示しているのかは、国によって若干解釈が異なるようです。

それぞれの国で、自分の国の訳本を基に、自分の国の季節感等も加味して、誕生石が選定されたため、国によって異なる「誕生石」となってしまったのです。
そういう意味では、ある程度商業的な意図も当然あるでしょうね。日本では欧米と異なり、東洋を代表する宝石である「珊瑚」と「翡翠」が入っています。

ところで、「誕生石」というのはもともと、「12種類の宝石を全て所有し、それぞれの石のパワーが全開する1ヶ月間、その宝石を護符として身につける」というものだったのです。
それが生まれ月の宝石を年間通して身につける、現在のスタイルに変化していったようです。
前のスタイルのほうが、沢山の宝石が持てて嬉しいですよね。

ご相談No.0027

ちょっと調べたんですけど、誕生石って国によって違うみたいですね。と言うことはこれって各々の国において何らかの商業的意図をもって作られたものなんでしょうか?

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ご相談No.0026の答

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ご相談No.0026の答

おめでとうございます!
予定日はいつですか?楽しみですね。

さて、さて、宝石にまつわる字を使って、名前をつけたい・・・

いっそ宝石そのものの名前をつけるというのはいかがでしょうか?
私の周りにも、自分の子供に宝石の名前をつけている方がいますよ。

日本人ですから、漢字の宝石名となると結構限られてきます。
翡翠(ひすい)、珊瑚(さんご)、水晶(すいしょう)、琥珀(こはく)、瑪瑙(めのう)、 瑠璃(るり・・・ラピスラズリのこと)、真珠(しんじゅ) とかですかね。
そういえば、「真珠」と書いて「まじゅ」と読む女優さんがいらっしゃいました。

あとは、ダイヤ、ルビー、サファイアといった宝石名に、素敵な当て字をつけるかですね。日本人と決め付けていましたが、もし、外国の方なら、もっと宝石の名前をつけやすいかも。

子供の頃大好きだったアニメ「リボンの騎士」を思い出しました。
主人公の名前は「サファイア」。
「サファイア」は「シルバー王国」の王子(王女?)で、
サファイアの白馬は「オパール」。
隣の「ゴールド王国」の王子は「エメラルド」。
意地悪な敵役は「ジュラルミン公爵」。
その手下の「ナイロン卿」に息子の「プラスチック」。
悪役は、宝石ではなくて安価な素材なんです(笑)。

生まれた日の誕生石、曜日石、星座石にちなんで宝石を選んでもよいし、その宝石の持つ、メッセージや性質に「こんな人に成長してほしい」という願いを込めてもいいかもしれません。

素敵なお名前を考えてあげて下さい。
決まったら、是非教えて下さいね。楽しみにしています。

ご相談No.0026

生まれてくる子供に、輝いて育って欲しいという思いをこめて何か、宝石にまつわる字を使って名前をつけたいと思います。奥田先生のお勧めなどあればお願いします。幾つか参考になるご意見を頂き、字画などを改めてこちらで検討しようかと思います。

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