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APHRONDEジュエリーソムリエ 奥田 薫

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奥田 薫

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面白くて為になるプロ宝石鑑定士の宝石学講座。〈プロの鑑定士〉による、宝石の見極め方や豆知識のお部屋です。 確かな審美眼を身につけることで、かけがえのない人生は さらに美しい輝きを増していくことでしょう。

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街の宝石店や書物では得られない、本物のジュエリーについてお話しいたます。

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ご相談No.0021の答

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ご相談No.0021の答

「畏敬」という言葉があるように、「崇める」ということと「恐れる」ということは表裏一体のようですね。

古代から、人が宝石を崇めてきた裏側には、恐れてきた文化もありました。

1つは、ホープダイヤモンドに代表される持つ人を必ず不幸にする「不幸の宝石」です。
このような伝説は、様々な国に様々な形で伝えられています。
このことは「不幸を呼ぶ宝石」にも書きましたので、そちらを呼んで下さい。

そして、「サファイア」。
インドの「宝石誌」の中には、「サファイアは富と生命の滅亡をもたらす。一見して斑点があると持ち主は何かに咬まれる恐れがあり、色の一定でないサファイアは一家の威厳を消失させる。
塵の入ったサファイアは痒くてたまらなくなるような、皮膚疾患を起こす。砂埃の入ったサファイアは破壊を意味し、加工していないサファイアを持っていると追放される」と書かれていいます。

ヒンズー教では、サファイアは「シャニ」(土星神、ローマのサタン)に捧げられた宝石であるため、このような暗いイメージとなったようです。

しかし、これは、ヒンズー教徒の宝石に対する基本的な考え方のようです。
つまり、何らかの欠点を持った宝石を身に付けると、却って不幸になるということは、裏を返すと、良い宝石を身に付けていると、あらゆる災難を遠ざけられるということなのです。
サファイアに限らず、良い宝石を持つことの大切さを説いているわけですね。

ご相談No.0021

宝石を崇める文化については幾つか聞いたことがありますが、その逆、宝石を畏れる文化っていうのも人類の歴史上あったのでしょうか。

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ご相談No.0020の答

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ご相談No.0020の答

お正月にお餅が買えないぐらい。とは困りましたね。
かなり切迫した経済状況と理解しました。
その中で、宝石を所有したいというお気持ちの背景には、何が特別な理由がるのでしょうか?

たとえば、近々、何かの集まりがあって、そこに身につけていくジュエリーが欲しいということでありましたら、是非、その集まりについて詳細に教えて下さい。
より的確なアドバイスができるかと思います。

特に具体的な使用目的があるわけではないけれど、宝石を所有したいという場合、その気持ち、是非大切にしてください。
私の友人で、ジュエリーデザイナーである能勢利枝さんの言葉ですが、
「ジュエリーの体に占める割合は小さいけれど、心に占める割合はとても大きい。」のです。
小さな宝石が1つ自分の手元にあるだけで、心が温かく豊かになるのです。

さて、経済状況を考慮に入れた場合、ジュエリーとして製品になったものではなく、ルースで購入すると良いかもしれません。
後に余裕ができたときに、好きなジュエリーに作り変えることができます。

まずは、色々な宝石を見て、自分の心が動くものを探して下さい。
天然の宝石は、同じルビーであっても、一つ一つが全く異なります。
1つの宝石に出会い、それを所有するということは、実は天文学的な確率の結果なのです。
必ず運命の「出会い」があります。それを探して下さい。
そして、「出会い」があるまで、焦らずにじっくりと待って下さい。(何だか結婚相手を見つける方法と似ていますね。)

決して、店員に強く勧められたからとか、流行っているからとか、他人に自慢できるからといった観点で選ばないでくださいね。
「出会い」があったら、是非ご一報ください。お待ちしています。

ご相談No.0020

お金があまりないんですが(正月の餅が買えないぐらい)、良い宝石を買う方法はありますか?

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ご相談No.0019の答

テーマ:sodan


ご相談No.0019の答

宇宙には未知の宝石が眠っている可能性が充分にあります。
それは勿論、太陽にもいえることです。

今回のご質問のように、古くから「星」と「宝石」を結びつけた「星座石」という考え方がありました。天空にきらきらと輝く星と地中できらきらと輝く宝石には、誰もが何か通じるものを感じるのでしょうね。

「星座石」は、古代バビロニアを中心とする地方で誕生した占星術を基に考え出されたものです。
今から約6千年前に、シュメール人が世界最古の占星術を考え出したといわれています。
シュメール人は、天体を司る神々を崇拝し、1週間をサイクルとする7日間にそれぞれの神々を当てはめました。
カルデア人も同様にこれらの神々を崇拝し、生まれた曜日が大切な人格を示すものとして重要視しました。
カルデア人の神々は、その後、ギリシャ・ローマに伝わり、私たちにもなじみの深いギリシャ神話の神様になりました。
そして、それぞれの神様には宝石が捧げられたのです。

太陽を司る神様は「アポロン」。
太陽に捧げられた宝石は「ダイヤモンド」です。

まばゆい光を放ち、力強さの象徴である太陽。
私たちの生命の源である太陽。
「ダイヤモンド」のイメージとぴったりですよね。
ダイヤモンドは4月の誕生石ですので、4月生まれの方の守護石ですが、日曜日生まれの方にとっても、心強い守護石となります。

どちらにも相当しない方でも、「ダイヤモンド」の持つパワーの恩恵をより強く受けたい方は、4月に身につけたり、日曜日に身につけたりすると良いようです。
4月の日曜日だったら、最強ですね。
是非、お試し下さい。

ご相談No.0019

太陽にも宝石はあるのでしょうか?太陽自体が宝石なのかも・・・って秋の空を見上げて思ったりもしたものです。

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ご相談No.0018の答

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ご相談No.0018の答

宝石を使った諺・・・
言われてみれば案外思いつきませんね。
私なりに少し調べてみとところ・・・、見つけました!たった2つ!(他に知っている方、教えて下さい。)

「瑠璃(るり)も玻璃(はり)も照らせば光る」と「瑠璃も玻璃も照らせば解る」です。
?この諺のどこに宝石が入っているの?と思った方もいらっしゃるかもしれません。

日本には古くから、貴重なものを表す「七宝」という言葉があります。
これは、もともと仏教の言葉で、極楽浄土を飾る七つの宝を指しています。
経典によって、少し異なるのですが、
『無量寿経』では、「金」、「銀」、「瑠璃」、「玻璃」、「硨磲(しゃこ)」、「瑪瑙(めのう)」、「珊瑚」
『法華経』では、「金」、「銀」、「瑠璃」、「玻璃」、「硨磲」、「真珠」、「瑰(まいかい)」
となっています。
このうち、「金」、「銀」、「瑪瑙」、「珊瑚」、「真珠」は現代と同じ呼び方なので分かりますね。後の、「瑠璃」はラピス・ラズリ、「玻璃」は水晶、「硨磲」はシャコガイの貝殻、「瑰」は中国に産出する美しい宝石(現代の何に相当するかは不明)のことを指しています。

というわけで、「ラピス・ラズリ」と「水晶」という2種類の宝石が使われているのです。
それぞれの諺の意味は、次の通りです。
「瑠璃も玻璃も照らせば光る」
互いに異なるものでも方法によってそれぞれの真価を発揮すること。
「瑠璃も玻璃も照らせば解る」
よく似ているものでもやり方次第で違いがわかるということ。

昔の日本は、あまり宝石と馴染みがなかったようで、諺にもほとんど登場しません。
実は、「豚に真珠」も新約聖書に由来する言葉で、厳密にいうと日本の諺ではないのです。(日本では、「猫に小判」と同じように理解されていますが、本当の意味は若干異なるのですよ。)

古くから宝石のあった国の諺を調べてみると、もっと色々あるかもしれませんね。
ちなみに、宝石の産出国として有名なタイでは、「ニワトリにルビー」という諺があります。これは、日本の「猫に小判」と同じ意味です。

ご相談No.0018

「豚に真珠」って言いますよね?他にも宝石を使った諺なんてあるのでしょうか?

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