街の宝石店や書物では得られない、本物のジュエリーについてお話しいたます。
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ご相談No.0017の答
せっかくなので、「豚に真珠」の意味から考えてみましょう。この諺を、「猫に小判」と同じ意味と思っている方が多いのですが、実際はもっと深い意味があります。
「豚に真珠」は、新約聖書の中の一節からきています。
「聖なるものを犬に与えてはならない。また真珠を豚に投げてはならない。恐らく彼らはそれを足で踏みつけ、向きなおってあなたがたに噛みつてくるであろう。」マタイ伝第7章
このようにキリストの言葉の中に「豚」と「真珠」が使われています。
ユダヤ人にとって犬と豚は、汚れた動物を意味しているそうです。
したがって、「犬や豚に投げ捨てる」とは、神聖なもの・高価なものを冒涜することを意味しています。
つまり、この言葉は、大切なものを投げ捨てようとしている人に対して、「大切なものを汚してはいけない」というキリストからのメッセージなのです。
宝石は古くから身につける人を選ぶと言われます。
邪な策略で手に入れた人々が必ず不幸になる「呪われたダイヤモンド」のお話もそれを表していると思います。
従って、宝石を身につけるに相応しい人となることは、とても大切なことです。
また、こんな逸話もあります。
ある女優が、高価なダイヤモンドを購入し、それに相応しい自分になるために努力し、後に本当の一流になったそうです。
宝石を美しいと感じるためには、高い感性が必要です。
宝石の価値が正しく判定できるためには、高い教養が必要です。
ジュエリーを購入し、それを身につける人には、すでにそれを身につけるに相応しい自分を持っているのです。
さらに自分を磨けば、さらに価値ある宝石が貴方の傍にやってくるでしょう。
今回、ご質問頂いた方と、私も、全く同感です。
どちらが先というよりは、人と宝石は、互いに高めあっていけるものなのです。
ご相談No.0017
「豚に真珠」って言いますよね?綺麗な宝石を着けることと、自分を磨くことってどちらが大切なのでしょうか?少なくとも私にとっては(宝石を身に着ける≠己を磨く)です。
ご相談No.0016の答
天然にある「ブラックダイヤモンド」とは、黒色のグラファイトや鉄鉱物などが大量に内包されたダイヤモンドのことです。
ダイヤモンド自体は黒色ではないのですが(薄い褐色であることが多いようです)、中に黒い内包物が大量に入っているので、全体的に黒く見えるというものです。
ダイヤモンドは、内包物が少ないほど高く評価されますので、かつては、ブラックダイヤモンドも工業用として分類され、ジュエリーに使用されることはありませんでした。
そのブラックダイヤモンドを、某海外有名ブランドのデザイナーがジュエリーに使用したことで、たちまち世界中に知れ渡ることになったのです。
もともとは高く評価されていなかったブラックダイヤモンドですが、最近では、人気が上がるにつれて価格も上がってきました。
具体的な価格については、インターネット等でお調べくださいね。
このように、確かに天然に「ブッラクダイヤモンド」は存在しますが、有名になると必ずそのニセモノが出現してくるものです。
最近では、人工的に処理を加えて黒色にしたダイヤモンドもありますので、注意が必要です。
処理ブラックダイヤモンドには次の2つのものがあります。
① 放射線処理したブラックダイヤモンド
ダイヤモンドに放射線を照射して濃い緑色にしたものです。
濃色すぎるため一見黒色に見えますが、強い光を当てると緑色であることが分かります。
② 高温下で加熱処理したダイヤモンド
透明度の著しく低い単結晶や白~灰色の多結晶の天然ダイヤモンドを加熱することによって、一部をグラファイト化させて黒色にしたものです。
天然のブラックダイヤモンドでは、黒色の部分が全体的に点在しているのですが、加熱処理ダイヤモンドでは、表面近くやキズに集中していることが多いようです。
ご相談No.0016
最近ブラックダイヤという黒い石が流行と聞きましたが天然に黒いダイヤモンドがあるのでしょうか?価格はどのぐらいでしょうか?
ご相談No.0015の答
ダイヤモンドは炭素(C)の結晶です。
ほとんど不純物を含まないダイヤモンドは、ブラックライトを当てても蛍光しません。
しかし、実際には、地球が創造するダイヤモンドには、何かしらの不純物が含まれていることが多く、このようなダイヤモンドにブラックライトを当てると蛍光します。
ダイヤモンドの中の炭素の1つと2~3個の窒素が置換する形で含有された場合、青色の蛍光をします。
1つの窒素が置換する形で含有された場合、黄色の蛍光をします。
1つのフッ素が置換する形で含有された場合、赤色の蛍光をします。・・・
というように、不純物の種類や入り方によって、ダイヤモンドは様々な蛍光を発します。
蛍光するということは、不純物が入っている証拠にはなると思いますが、それは、結晶レベルのことなので、肉眼で判別できることではありません。(つまり、肉眼で観察できる内包物とは関係ないということです。)
従って、ダイヤモンドが蛍光するからといって、品質が低いとか高いとかは一概にいうことはできません。
ただし、青色の蛍光が非常に強いダイヤモンドと、ほとんど蛍光しないダイヤモンドとでは、グレードが全く同じであっても少し印象が異なります。
蛍光の強いダイヤモンドは、普通の光の中でも白っぽく光っているように感じるのです。(蛍光増白剤を使用した白いシャツが、ぼ~っと光っているように見えるのと同じ現象です。)
このようなダイヤモンドをより美しいと感じる方もいるだろうし、逆に美しくないと感じる方もいることと思います。
これは好みの問題になります。
このダイヤモンドの蛍光特性を活かしてデザインされたジュエリーもあります。
星座の形にダイヤモンドが並んでいて、一等星だけが強く蛍光するものや、隙間なく並んだダイヤモンドにブラックライトを当てると、イニシャルが浮かび上がるもの・・・
素敵ですよね。
勿論、普通にしていても分かりません。残念ながら・・・
ご相談No.0015
ルビーにブラックライトを当てると光りますが、ダイヤモンドもブラックライトを当てると光るものがありました。品質に影響はあるのでしょうか。