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APHRONDEジュエリーソムリエ 奥田 薫

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奥田 薫

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面白くて為になるプロ宝石鑑定士の宝石学講座。〈プロの鑑定士〉による、宝石の見極め方や豆知識のお部屋です。 確かな審美眼を身につけることで、かけがえのない人生は さらに美しい輝きを増していくことでしょう。

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街の宝石店や書物では得られない、本物のジュエリーについてお話しいたます。

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ご相談No.0010の答

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ご相談No.0010の答

古代からダイヤモンドは不老不死の象徴でもあり、憧れの対象でした。
そのダイヤモンドを自らの手で造りたいという思いから出現したのが、ダイヤモンドにそっくりの人工結晶「キュービックジルコニア」です。
キュービックジルコニアは、人間の文明力が生み出した人造石で、自然界には存在しない結晶なのです。

人工結晶なので、添加物を加えることで様々な色のキュービックジルコニアを造ることができます。白色にすることも理論的には可能です。
実際の方法は知りませんが、小さなキュービックジルコニアの結晶を集合させれば、不透明の石にすることもできます。

自然界の宝石は、例えどんな品質であろうと、この世にたった1つしかないものです。
気に入って購入した宝石は、同じものが他にないのですから、その宝石の性質を正しく理解し、しっかりメンテナンスをして大切にしていただきたいと思います。

しかし、キュービックジルコニアのような人工結晶は、条件を設定すれば、全く同じものがいくつでも造ることができます。
あまり、神経質にならずに、日常的にごく普通に使用して、もし、痛んできたりしたら、また買い直したらら良いかと思いますよ。

ご相談No.0010

キュービックジルコニアといえば、ダイヤのイミテーションのイメージが強いのですが、先日、大理石のように白い(不透明)キュービックジルコニアを見る機会がありました。調べたものの明確な答えが見つかりませんでした。加工方法やメンテナンス、強度等が知りたいです。

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ご相談No.0009の答

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ご相談No.0009の答

今回のご質問は2つありますので、2つに分けて回答しますね。

1.ホワイトトパーズ VS キュービックジルコニア
トパーズには、黄色や青色のものもありますが、不純物がほとんど含まれない場合、無色透明になり、ホワイトトパーズと呼ばれます。
キュービックジルコニアは、人間が人工的に造った結晶で、宝石ではありません。

見分け方としましては、紫外線を当てると、ホワイトトパーズは変化しませんが(産地によって若干異なるのでご注意ください)、キュービックジルコニアはオレンジ色に蛍光します。

2.ブルートパーズ VS アクアマリン
アクアマリンは大変歴史のある宝石で、古代から、世界中の人に愛されてきました。
鉱物的にはベリルに属し、エメラルドと同じ仲間になります。

ブルートパーズは比較的新しく発見された宝石です。
フッ素を含むトパーズ(インペリアルトパーズとは異なるタイプ)に放射線を照射すると、アクアマリンに良く似た色に変化することが分かり、ブルートパーズが誕生しました。

見分け方としましては、アクアマリンの方が緑っぽいということです。
肉眼では分かりにくいですが、カラーフィルター(赤色~黄緑色以外の全ての光をカットするフィルター)を通して見ると、ブルートパーズの色はなくなりますが、アクアマリンは黄緑色になります。

ご相談No.0009

ホワイトトパーズとキュービックジルコニア、それとブルートパーズとアクアマリンの違いが今一わかりません。一応調べてみたのですが、硬度や成分くらいしか違いがわかりませんでした。一発で見分ける方法はあるのでしょうか?また、どちらの方が高価なのでしょうか?

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ご相談No.0008の答

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ご相談No.0008の答

レーザー光線は、1960年にアメリカのメイマンという学者が、ルビーの結晶を用いて初めて発見しました。
レーザー光線があるのは、実はルビーのおかげなのです。

ルビーに紫外線を当てると赤色に蛍光することは「ノアの箱舟を照らした宝石」で紹介しましたが、ルビーのこの性質がレーザーに応用されています。

レーザー光線というのは、簡単にいうと「波長のぴったりそろった光」のことで、このような光を作り出すためには、特定の波長の光を繰り返し放出する物質とその状態をつくるしくみが必要になります。
このような物質には、ルビー、アルゴン、ヘリウム、二酸化炭素、半導体等が使われているようです。

このことから考えて、特に宝石だからレーザーを出しやすいというわけではないに思います。 それぞれの物質によって、レーザーの波長が異なりますので、性能も異なってきます。従って、用途に合わせて物質を選んでいるようです。

ちなみに、ルビーとアレキサンドライトによるレーザーは、それぞれ694nmと755nmの波長で、いずれも可視領域にある赤色の光線です。どちらもメラニン色素に反応するらしく、美容の現場でも用いられています。
ルビーやアレキサンドライトのレーザーでしみがとれるんですって!)

余談ですが、ガーネットというのはある特定の結晶構造を持つ結晶の総称になります。
YAGはイットリウムとアルミニウムを含有したガーネットの構造を持つ結晶ということで、厳密に言うと宝石ではありませんし、宝石のガーネットが含有されているわけでもありません。紛らわしいでしょ?
詳細はまた別の機会に・・・

ご相談No.0008

何故、レーザーには宝石がよく用いられるのでしょうか。 ルビーやアレキサンドライト、YAGもガーネットが含有されていますし、宝石がレーザー を出しやすいのには理由があるのでしょうか?

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ご相談No.0007の答

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ご相談No.0007の答

サファイアが変色する可能性を考えられる限り挙げてみました。

1.放射線処理によってピンク色に着色されたサファイアは、次第に色が元の色に戻っていく。
2.アフリカ産のピンク~オレンジのサファイアの中には、色が不安定で、変化するものがある。
3.サファイアを高温(色によって異なりますが、最も低くてブルーで400℃以上)に何時間も曝した。
4.サファイアの裏側にほこりが堆積し、色が濃くなってみえるようになった。
5.リングを洗浄したら、サファイアの裏側のほこりがとれて、色が薄くなったように感じた。
6.サファイアは二色性が強い(明確な2つの色相で構成されている)ため、方向によって色の雰囲気が異なる。
    石をセットし直したとか、リフォームしたとか・・・?
7.サファイアに限らず宝石は光源によって、全く異なる色に見える場合がある。
    タイで好ましい色であったブルーサファイアが、日本では真っ黒になります。
    最近、お引越しされたとか・・・?

・・・こんなところですね。
1と2のサファイアは、一般的には販売されていません。3も通常の生活の中ではありえない状況ですよね。
個人的には、4か5の可能性が高いのではないかと思います。心当たりはございませんか?

古来より、宝石は色が変わることで何かを警告しているとも言われています。
科学的には証明できませんが、現実的な理由に全く心当たりがないのでしたら、自分や自分の大切な方達のことを少し考えてみてください。

最近無理をして体調をくずしかけているのではありませんか?

ご相談No.0007

私はサファイヤのリングを持っているのですが、購入時と色味が変わってきたと思うのですが、そんなことあるのでしょうか?それともただの気のせいなんですか?

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ご相談No.0006の答

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ご相談No.0006の答

レコード針は、かつて一般家庭に最も普及したダイヤモンド製品でした。
最近では、CD・MDの時代になって、影を潜めてしまいましたが、その代わり、現在のダイヤモンドは携帯電話やパソコンに内蔵された素子として活躍しています。
1年間に世界中で産出されるダイヤモンドは、1億カラットを越えるといわれていますが、ジュエリーに使用されるのはそのうちの数%でしかなく、大部分は工業用になります。 ただ美しいだけでなく、私たちの生活を影から支える力を持っていることもダイヤモンドの大きな魅力。ダイヤモンドが様々なシーンで活躍しているのは大賛成です。

レコード針がダイヤモンドだと、レコード盤がどんどん削られていくのでは?
と私も思ってしまうのですが、レコードから音の出る仕組みがきっと違うのでしょうね。
この辺は、全く専門外です。ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。

ダイヤモンドがレコード針に選ばれたのは、化学的に安定していて磨耗や溶着しにくい性質のためです。
ちなみに、ダイヤモンドが使用される前はサファイアが使われていたそうです。
地球上で最も硬い物質であるダイヤモンドを細い針の先端部分だけに溶着させる技術は画期的なものだったんですって(発明者は日本人らしいですよ)。

ダイヤモンドサファイア、その他の材質・・・
レコードの音色は変わるのでしょうか。
実験できる方、是非、結果をご連絡ください!!

ご相談No.0006

やっぱり、ダイヤで作ったレコードの針使った方が音は良いんでしょうか? でも怖いのがレコードの盤も擦れてきちゃったりってことはあると思うんですけどダイヤの針だと今普通に出回ってる安いやつより傷つき易いとかってあるんでしょうか。 また、今はダイヤを使わずともカートリッジを作ることの出来る技術があるのにダイヤをレコード針に使うのは反対ですか?

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